■八ヶ岳縦走はいくまえに撤退
2年近くあたためてきて、2ヶ月前から準備した全行程5日の八ヶ岳縦走計画。学生時代には思いもしなかった小屋めぐり。昨年は吹雪で天狗から根石に抜けられずに天狗の山頂で根石岳を見つめて断念。硫黄岳はブリザード(それでも赤岳鉱泉のごはんはめっちゃおいしかった♪)。今年は何度も計画を見直し、1カ月毎日“食べる酸素"をボリボリしながら高山病対策もバッチリと楽しみにしてました。昨年は5回八ヶ岳に行って高山病なく下山できたのは2回だけ。この1週間毎日天気図とにらめっこして大陸の高気圧と対して太平洋の低気圧が発達すれば年末年始寒波の恐れもあるので、+晴れていればの絶景 も天候は望めず硫黄から根石をこえられるか?…泣く泣く断念しました。
今日は予約した山小屋にキャンセルの電話で平謝り。
一応、山小屋が一息ついただろう時間帯に電話。
■山小屋の対応を参考までに
・赤岳鉱泉:次、また使ってください…(ええ!もちろんです!ご飯を食べに行きます♪お昼にマレーシアカレーをいただきます♪)
・根石岳山荘:電話わからずにメールで…(ちょっと味気ない。夜になってキャンセル受付の連絡をいただきました。行けなくて本当に残念です。)
・高見石小屋:わかりました(と残念そうな声)…(予約時に天狗を抜けると言ったら、装備を万全に気をつけて来てください との言葉もあり、思わず山に登らずに泊まりに行きますと言いそうになる。忘年会に行きたかった…)
・縞枯山荘:冬山なんてもう登るなと言われました…(言い返したかったけど電話代はこっちもちだったのでやめといた)
■縞枯山荘の対応に心が傷ついた
正直びっくりしました。こちらの行程は予約時に言ってましたので私がどこから来るかは知っていたはずなのに。以下は縞枯山荘の言葉。( )は心の叫びです。
「こっちは普通の冬山」(普通の冬山って??)
「吹雪いても登らないのは信じられない」(眺望が望めないのにラッセルするだけに来いと?バイト代くれるなら行くよ♪)
「冬山はとりあえず来てから引き返すもんだ」(立地はロープウェイからすぐだからということなんでしょうね。)
「あなたひとりのために相当予約を断った」(これは大変申し訳なかったと反省してます。正月だけのためにくる常連さんもおられることなので)
「普通の冬山に登れないなんて冬山をやめてしまえ」(いわれる筋合いはない。電話の間ずっと「冬山なんてもう登な」を繰り返す。←わかりました!これからは八ヶ岳ではなく春の穂高に通います。穂高岳山荘は原則予約を受付ないし。)
と暴言の数々。
たぶん、縞枯山荘は小屋の周辺しか考えていないと思います。私は南八ヶ岳から北八ヶ岳への縦走で考えているので考えはもともとズレまくってる。冬の山小屋は年末年始に採算をとらないといけないのでキャンセルで頭にくる事情はわかりますが、暴言はいかがかと。縞枯山荘周辺は吹雪いても難易度はたかくないですが、南八ヶ岳からソロで北横岳まで縦走するのは中級以上に難易度があがりますし、赤岳、硫黄岳から天狗は天候の崩れが命取りになります(北横岳、天狗、硫黄、赤岳のピストンは話が別)。行ってキャンセルはそれこそ小屋に迷惑をかけますし、連絡がつくかどうか?(赤岳鉱泉では電波が通じず赤岳から硫黄岳の稜線ではじめて電波がつながる)。話をひとかけらしか考えられない方が小屋番をやってるなんて、私は信じられません。登山は登ればいいのではありません。準備は構想から含めて相当の期間しているものなのです。計画してても現地でかなり変更もするものなのです。現地での計画変更が予約先に迷惑をかけると思って今回の判断。縞枯山荘の対応には登山の心のかけらもなく、私の心は傷つきました。別に小屋にホスピタリティをのぞみませんが、あまりにひどかったので…。農鳥小屋などに比べればいいほうなんでしょうが…。
■今回の反省
今年9月の連休の槍ヶ岳で予約なしで小屋にいって現地で慌てた経験からきた今回の計画。長距離の縦走計画では1日でも予定が狂うとスケジュールがぐちゃぐちゃになる←縦走計画をたてるときはこれまでどおりテント泊にしよう。やっぱり小屋は予約なしがいい。
edusさん
こんばんは
断念に拍手もへんですが
年末年始の寒波を考えると致し方ないのでしょうか。
私がいうのもなんですが
無理することはないのだと思います。
縞枯山荘の対応
これに関しては完全に商業主義的な発想でしょうか。
予約した人の素性も知らずに・・・。
登山は自己責任なのですから
遭難したら誰が責任とるのでしょう。
キャンセル料とられるわけではありませんので
こんなことはスッキリ忘れましょう
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