機内モードにするのはバッテリーの消耗を避けるためですが、これだと位置情報が特定できないので遭難時に不利だというのです。
では、ヤマレコ的にはどうなのでしょうか。公式の「使い方ガイド」には「GPSログを取る場合は、予備として10000mAh以上の容量のあるモバイルバッテリーを持参いただくことをおすすめします」とのこと。節電対策として機内モードにする方法も挙げていますが、「遭難時に位置情報が特定できなくなるのでおすすめはしておりません」とあります。
https://www.yamareco.com/guide/guide_android/battery/
さらに、こんなまとめがありました。
https://togetter.com/li/2051713
要は機内モードは場所によって切り替えるなどして上手く使いこなすことが大事であり、しゃくし定規に「機内モードはだめ」というものではない、ということですね。
「いつ遭難するのか分からないのだから機内モードにしてはならない」というのは、あまり利口な使い方とは思えません。モバイルバッテリーを持っていても、バッテリーの消耗を避けるための工夫は必要です。
私は仕事柄、常に連絡を取れる状態にしていなければならないため、登山中は基本的に機内モードにしつつ、稜線や山頂など見通しのいい場所では適宜、通常モードに戻して電話の受信状況を見たりメールのチェックをするなど、割りと頻繁に切り替えながら使っています。いろいろ考えてみましたが、私としては今後もこの使い方を続けていくことにします。
あ、モバイルバッテリーは私にとっては必携装備です。スマートフォンのGPSを使う使わない以前に言うまでもないことです。
ついでに言うとモバイルバッテリーと同じくらい充電ケーブルも大事です。ケーブルが断線していたり互換性がなかったりしたら、せっかくのモバイルバッテリーが文鎮になってしまいますので。
防水対策も必須ですね。
私も今は同じ使い方で電波がありそうな場所と確実になさそうな場所でオン・オフ切り替えてます。以前はいまココも使ってなくて機内モードオンの時間が長かったんですが、その後、オフにした時に蓄積された位置情報などの送信で負荷がかかるのか、異常な充電の減りやひどい時は電源が落ちたことがありました。なのでいまココも使ってることもあり、確実に電波のありそうな場所ではまめに位置情報を送っておくことで負荷がかかりにくいような気がして切り替えしてます。
まめに切り替えるというのは面倒な感じもしますが、そもそも機内モードは航空機などで電波を発するのを制限するためのもので、登山中の使用まで想定していないというのもあるでしょうね。この辺はやはり知恵で乗り越えていくものなのだと思います。
でも、3日間の山行なら充電無しで湯水のごとくスマートフォーンを使っても大丈夫だと思います。また、猛烈な風雪時は紙の地図よりもスマーフォンの地図と位置確認が非常に良くてすぐに見れるようにセキュリティを外して使ってます。スマートフォーンも使う時は使う、過度な不安で使わないのは本末転倒です。
使わないアプリをそのままにしていることは結構ありますね。まずはそこから気をつけていこうと思います。
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