ただ、生きていく上でコミュニケーションは必要なので、会話は下手でも文章での表現は大事にしている。文章ならじっくり考えて書くことができるし、見直して間違いを防ぐこともできる。
私が文章で大事だと思うのは「正確なこと」と「分かりやすいこと」。
事実関係の正確さはもちろん、言葉に誤用がないことは最低限の条件だ。
たとえば「嘯く(うそぶく)」を「嘘をつく」、「須く(すべからく)」を「すべて」の意味で使っている人がいるが、いくら立派なことを書いていてもこれで一気に文章の信用度が落ちる。
誤用を指摘すると細かいやつだと思われそうだが、言葉は共通の道具なのだからお互いが同じ意味で使って初めて役に立つ。どちらか一方にしか通用しない言葉の使い方ではコミュニケーションが成立しない。
名文を書くにはセンスが必要だが、分かりやすい文章はセンスよりも技術のほうが重要だ。句読点の打ち方、「」などの記号の使い方、一文の長さ、接続詞の使い方など、ちょっと工夫するだけで文章は確実に分かりやすくなる。
センスを身につけるのは簡単ではないが、技術は努力すれば誰でも習得できる。
私は若輩者なので大したことは書けないけれど、分かりやすさだけは努力していきたいと思っている。
分かりにくい文章を書いておきながら、批判されたら「お前の読解力の問題だ」などと相手のせいにするのは最も恥ずべきことだ。そんな人に、不特定多数の人が見る表現の場に出てくる資格があるのだろうかと思う。
そういう意味では、古い本ではありますが、本多勝一著の「日本語の作文技術」は今の時代でも輝く名著だと思ってます。
ありがとうございます。なんか照れますね。
本多勝一氏の「日本語の作文技術」は学生のときよく読みました。句読点の打ち方とか修飾の順序とか、大分影響を受けています。
こんばんは〜 (^^)
まったく そう ですね〜
お役所の 文章 にしても
ヤマレコの 日記 にしても
頭の良い人 なら、
要点を、簡潔に、
短い文章に まとめられそう なのですが…
以前
Facebookで、
ある、有名な 片付け の プロ の
弟子(?) みたいな人が
『 ○○流 片付け メゾット 』の
講習会 みたいなのを 開催する … って投稿されて
何度も、
『 メゾット 』ではなくって
『 メソッド 』でしょう?って、コメントしても
何度も、何度も、間違えたまんま で
それも、その 文章が、
スマホで 5ページ・5画面 くらいの
長〜い文章で
人に、身の回りの 片付け を教えるよりも
自身が、先に
文章の 整理を 覚えた方が 良さそう
って 思いました
間違いを指摘されても聞かない人っていますよね。
実社会だと間違えても放っておかれて陰で笑われている場合だってあるのに、指摘してもらえるなんてある意味ラッキーなんですけどね。
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