今年は3年ごとの参院選の年。投開票日は7月20日でほぼ決まりのようです。
というのは1月24日に通常国会が開会したので、150日の会期を経て順調にいくと7月20日になるとのこと。
普通、投票率向上のため三連休の中日に投開票日を設定することはなく、これは極めて異例の事態のようです。本来ならもう少し早く国会を開会し、7月13日投開票にするのが順当なところです。
新聞などの報道によると、6月の都議選を重視する公明党が、都議選と近接した日程を避けるよう自民党に要望したとのこと。
そんな理由で三連休の中日に投開票日を持ってくるって、どうなんですかね?
この件はネットで「三連休に投開票日を持ってくるのは公明にとって有利となる投票率低下が狙いだ」とプチ炎上し、公明党が公式に否定するという騒ぎになりました。
なんでこんなことを書いているかというと、この参院選の投開票日をめぐるゴタゴタで7月の三連休に日程を組んでいる人たちが右往左往したからです。
仮装で有名な「小布施見にマラソン」。例年は7月の三連休に行われており、今年も7月20日開催でエントリー受け付けが始まりましたが、「三連休が選挙になるかも」ということで一時エントリー受け付けを中止する事態になりました。
自治体が中心になって行うマラソンなので町職員がスタッフとして多数参加しており、投開票日とぶつかるとエイドや給水などの運営に支障をきたすというのです。
私も選挙になると忙しくなる仕事に就いているので、他人事ではありません。
結局、7月20日投開票が濃厚となり、1週間前倒しの13日開催で仕切り直しとなりました。エントリーはすでに始まっていたため、20日のつもりでエントリーした人には返金に応じるとのことです。マラソンとはなんの関係もない選挙のことで振り回されてお気の毒というしかありません。
それも政権与党の党利党略のためだとしたら、関係者や参加者だけでなく国民全体をバカにした話ですね。
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