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〈自らの備忘録目的にて長文・駄文です。〉
◆1/5(日)2pm 入院
◆1/6(月)9am胆嚢摘出手術(全身麻酔/腹腔鏡/約1時間)⇒夕食(お粥)から解禁
◆1/7(火)経過診察…バイタル測定他に血液検査・X線撮影⇒夕刻に点滴を外す
◆1/8(水)経過診察…バイタル測定のみ⇒経過良好にて翌日退院許可出るも一日先の10日を希望
◆1/9(木)経過診察…バイタル測定他に血液検査⇒シャワー解禁
◆1/10(金)10am 退院
「腹腔鏡手術だから…楽だね」と言われて、ノー天気だった拙者がアホでした。
「腹腔鏡手術でも部分的に腹を切除する⇒術後に腹筋が痛む」という当たり前のことを分かっていませんでした。
尿導管を付けることなく、ベッドから自力で70m先のトイレに往復せねばならず、腹部に猛烈な痛みが走って…涙・泪・😢
経過良好でしたので、次第次第に痛みは消えていき…今は出血後の紫痣も薄くなりました。
普通に歩くだけでしたら何ら問題はありませんが、思わぬ段差で「踏み外し」たりすると腹にズシン!と響くので、まぁ、焦らずにゆるゆる過ごしております。
写真1:取り出された胆石…金平糖みたいにギザギザしてます
写真2:解禁された昼食…三分粥でした
写真3:病院の窓から…富士山(右端)が見えるのを退院日に初めて知った
「胆石」……我が国では成人人口の約10〜20%に達する言われるごくありふれた病気です。
そのうちの8割程度が「胆嚢結石症」で、2割程度が「総胆管結石症」…「胆」と「石」を採って「胆石」と呼ばれる所以です。
高齢者と女性に多いと言われ、食生活の欧米化に伴い胆石保有者はさらに増加しているそうです。
但し、胆石持ちの大半は無症状者で、年に一度の健康診断(腹部エコー検査)で「胆石あり」と診断され初めて知ることが多いようです。
反面、エコー検査をしなければ、そんなことを知る由もなく一生を終える方もいらっしゃるわけです。
拙者の場合も診断書に「経過観察」と注記されてはや幾年⇒初めて注記されたのがいつだったか…覚えていません^^;
そのうちに「今年もか」と気にすることもなくなります。
でも胆石は増えることはあっても…減る(自然消滅する)ことはありません。
[この先は胆石症に興味がある方向けです]
拙者が最初に「胆石」を自覚したのが2017年…網膜剥離手術で入院中に、理由なく腰・背中が痛くなり、胃の調子にも異変を感じました。
大きな大学病院でしたから、すぐにMRIやCTなど大掛かりな検査を施された結果、「胆石」と初めて診断されました。
しかし検査中に次第に痛みなどは治まったため、その後は気にすることなく過ごしておりました。
2022年12月コロナに罹患し、その後、腹部・腰部の筋肉痛(と言うか違和感)を感じましたが、コロナ後遺症かと思っているうちに収束しました。
その後も何度か似たようなことがあり、「●●がん」とか内臓系の病気じゃやないかと不安になり、2024年春に掛かり付け医に相談しました。
するとすぐにCT検査となり、結果は「特段の問題はないけど…胆石があるねぇ。この先は診断書を書くから大きな病院で相談しなさい」と。
地元の中核病院に行くと造影CTやらMRIやらの検査を経て「胆嚢結石症」との診断が下り、医師からは胆嚢摘出手術を勧められるも、その頃には症状が治まり「手術は結構です!」と逃げて帰ってきました。
2024年9月に温泉旅館で就寝中に強烈な胃のむかつきに襲われました。明け方には何もなかったかのように症状は治まるも、胆石症に因るものだと確信しました。
2024年10月、掛かり付け医の勧めもあり、改めて中核病院に赴き、術前検査を経て、年始早々の胆嚢摘出手術に踏み切った次第です。
[胆石がなぜ山岳遭難に繋がるのか]
胆石自体には毒性もなく、発症しなけば何も怖くありません。
怖いのはその突発性と腹部・腰部が激痛に襲われる可能性があることです。
それが山の中で生じたら…それも単独行で人気のない・携帯電波の届かない地域だったら?
それは山岳遭難に直結します。
胆石が体内でいつ・どこに転がっていくか?いかないか?は制御できませんから。




【胆嚢結石症について】
(社)日本肝胆膵外科学会
https://www.jshbps.jp/modules/public/index.php?content_id=13
社会医療法人彩樹 守口敬仁会病院
http://keijinkai-hp.net/chiryo/tanseki.html
医療法人輝栄会 福岡輝栄会病院
https://www.kieikai.ne.jp/traits/sils/
お気遣い頂き有り難うございます。
勝手な思い込みで、術後の復帰はもっと早い!楽チン!だと思っていましたが……徐々に、徐々に匍匐前進です。
我が家の夫も昨年10月に胆石ではないのですが、やはり山で腹痛が出たら大変なことになると入院手術しました。
お大事にしてください。
ご心配頂き有り難うございます。
最近の日記や山行記録を拝見した時に、ご主人が病み上がりで緩い活動をお望みだと承知していましたが、そう言う背景がお有りになったのですね。
この先は加齢要因も加わってくるのて、転ばぬ先の杖…先手必勝…と思って…踏み切りました。
腹腔鏡での痛み、かなりあるのですね。
我が家でも昨年11月に嫁が婦人科系の病気で腹腔鏡で手術しました。やはり術後の痛みがかなりあり、普通の生活には2週間後からとの医師の指示がでました。その間、孫を我が家で見てましたが、嫁はかなり辛かったようです。
半袖隊長様も充分療養してくださいね。どうぞお大事になさってください。
お見舞い有り難うございます。
胆囊摘出手術は大半(9割以上)が腹腔鏡手術。
開腹手術と比べりゃ、そりや、「楽」なのですが、その腹腔鏡を入れるために、ヘソを中心に2cmだけですが切開されます。
その他3ヶ所ほど穴を空けますから、腹筋が傷むことに変わりはありません。
当然出血しますから術痕周辺は紫色の痣となります。
この状態で痛みがなければ、そりゃ、その方がおかしいですよね。
……ってことを手術後に知るなんて……私バカよねぇ、おバカさんよねぇ(笑)
ひところお孫さんのお世話に忙しがったのは、お嫁さんの体調回復にご協力されていたからなんですね。
拙者は本日で退院してから1週間(術後11日)となり、痛みも紫痕も少し気になる程度に治まってきました✌
胆石の痛みについては周囲から「尿路結石、痛いよね? オシッコと出るまでの辛抱だからね?」と誤解されやすく二重の苦しみだったことでしょう?
お見舞いしてくださる方は尿路結石と間違えずに【 胆石 】と認識していただきたく存じ上げます。
胆嚢から腸までの胆管に結石が詰まるため苦しい痛みに襲われると聞きますが、胆嚢の中に結石がたくさんあっても胆管に出てこなければ痛くないとも聞きます。
結石が小さければ胆管に詰まることなく腸へ排出されるため痛みが生じないとも聞きます。
暫くはできるだけ腹圧をかけないようにお大事になさってください。
ご指南有り難うございます。
ご指摘の通り、健康問題で「石」と聞くと、尿路結石の方が胆囊結石症/総胆管結石よりは有名(⇒切実)?かもしれませんね。
拙者の亡き父も尿路結石に悩んでおりましたし、今回入院の6人部屋でのお隣りさんは、カーテン越しに漏れ聞こえてくる医師・看護師との会話からすると、泌尿器科系でお悩みだったようでした。
トイレの行き来も一人ではままならず…拙者なんぞ軽症の中の軽症だ、これきしのことで愚痴ってはいかん!と感じた次第です。
無症状胆石症の方々は世間に数多いらっしゃいまして、小粒だとスルリ通過もあるらしいです。
一方でこんなに痛いなら死んだ方がまし!と実体験された方もリアルに存じております。
その方からは「早く取りなよ」と説得力あるご助言を頂きました。
お疲れ様でした〜
気になっていた事が、解消されたのは、良かったですね❗️
腹腔鏡とはいえ、お腹を切る事はあるわけで、しかも、内部では、切除もするわけだから、痛いのは変わらないのかも?
この際、ゆっくりされて、あたたかなったら、にいにさん含めて、また何処か行きましょう‼️
お気遣い頂き有り難うございますm(_ _)m
「腹腔鏡ですから簡単ですよ」の言葉には「開腹手術に比べれば…」が省略されていることをとんと忘れておりました。
これまで全身麻酔手術を4回経験していますが、いずれも整形外科系or眼科系ですので、内臓系手術はレベルが違いました^^;
この結果、理由なき腹部・腰部の違和感が消滅すればよいのですが、執刀医曰く「続くようでしたら他の要因を探さねばなりませんねぇ」ですと。
おいおい勘弁してくれ〜〜〜です
暫くは胆囊なき後の食物消化能力の変化に慣れ、それに合わせた山行スタイルを考慮せねばならぬかと思っております。
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