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以来、ステイホームの最中に読み続けて、期日ごとに延長手続きをしながら未だに借りっぱなしで、ほぼ蔵書状態(^^
見開きには、
２０１６年１１月、全国の島から「しま山１００選」が選定された。とあり、
島の山の個性や魅力にスポットライトを当て、
そこから島の魅力を再発見してもらおうという試みであり、
関係市町村からの推薦にあたり、対象とする島と山の基準を、
�，錣�国に存在する有人島(本土と架橋された島、湖沼中にある島を含む)
��定期航路を有する無人島
�４劃�時に渡渉で渡島できる無人島
�ど弦發呂�おむね１００メートル以上
とした。と書かれている。
標高や眺望、登山道の有無、資源(自然、歴史･文化など)といった評価項目に基づいて選考が行われ、北海道から沖縄までの１００山が選定された。との説明があり、
以降、各山１ページずつ解説され、その間を選定委員諸氏の感想や船・食・温泉についてのコラムが綴られている。
なんとなく際物っぽい１００選かなと思って読み始めたのだけれど、
意外に面白そうで登高意欲をそそられる山も少なくない。
まあ島の山なので、高山はないが、海から立ち上がっているだけに展望は素晴らしそう。
百名山と重なるのは、わずかに利尻山と宮之浦岳の２峰のみ。
交通の便の悪い、地方の、地味(失礼)な山が大半なので、ある意味、百名山より完登は困難かもしれない。
実際に登ったことのあるのも、北から大高森、沼島の石仏山、厳島の弥山、宮之浦岳しかなく、
遠目に見たことのある山もなんとか十指に余る程度で、とても完登など夢のまた夢。
この春、前泊までして登り損ねた琵琶湖沖島の尾山があらためて残念(^^;
ただ、選定にケチをつけるつもりはないが、
やたら瀬戸内海のしま山が並んでいて、似たような印象が重なるのは否めない。
辛辣に言えばドングリの背比べ的でない、もう少し違う景色が見たい。
知るところでは、淡路島の最高峰である諭鶴羽山の登り応えや展望はすぐ沖合の石仏山をはるかに凌ぐし、
平戸島の白岳や生月島の大バエ灯台のピーク(山の名は不明)あたりの迫力ある展望も一考の余地はあるではないかと思う。
とはいっても、ほとんどが未知の山であり、青ヶ島の大凸部などぜひ登ってみたい山も多い。
よく見るとヤマレコのランキングにもラインナップされているし、
１００選完登はともかく、少しずつ楽しんでみようかなと思いながら、
今夜ももう一読
