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もち米も豆もこれが最後。
と言うとわかるように豆餅なのだが、
売っている豆餅とはちょっと違って、
もち米だけではなくうるち米を混ぜているので、独特の食感があり、
適度に効いた塩味が食欲をそそる。
子供のころは親戚が集まって餅つきをしていたが、
中でもこれが好物だった。
母達はあたりまえのように作っていたが、他ではあまり聞いたことがない。
母の出身は、広島でもちょっと山奥の世羅という町。
そのあたりのものなのかもしれない。
やはり「荒金」と書くのだろうか?
10数年前に思い出して食べたくなり、
母にうるち米の配合や塩加減を訊いたのだが、「覚えとらんよ」の一言。
それから自分の舌の記憶を頼りに工夫を重ね、
ここ数年、ホームベーカリーで満足できるものができるようになってきた。
ちなみに、実際に工夫を重ね作ってくれているのは、
あらかねなんて食べてことがないという妻。
感謝。
山小屋のストーブの上に乗っけて焼いて食べると、
旨さ倍増なのではないかと思うのだけれど、なかなか実現しない。
今季も実現できないまま、自宅で食べつくしてしまいそうだ。
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