そこは『貞享義民塚』という所で、1686年に松本で起こった百姓一揆『貞享騒動』で農民を守るために立ち上がった元庄屋の多田加助やその家族ら28名が処刑され、その遺骨が眠っている場所です。
貞享騒動の事について詳しく説明しようと思いましたが、私の文才では上手くまとまらないと思うので、
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/gimin/1977.html
または
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9E%E4%BA%AB%E9%A8%92%E5%8B%95
に詳しく書かれているので気になった方は読んでみてください。
貞享騒動については県内ニュースで少し聞いたことがあって何となくは知っていましたが、その悲劇の舞台になった場所がたまたま歩いて通ったこんな所にあったので驚きました。
ちなみにかつて松本城が傾いていたそうで、それは加助の呪いによるものだとも言われていたそうです。
そのかつての松本城の傾きについて紹介する際、明治時代に撮られた松本城が大きく傾いているように見える写真がよく使われるのですが、それはレンズで生じた歪みだそうで、実際にはそこまで明らかに傾いていた訳ではなかったそうです。
松本城が傾いていた原因は柱が腐っていたためだそうです。
多田加助の出身地である安曇野市には貞享義民記念館という展示館があるので、今度行ってみたいと思います。
写真1:貞享義民塚の前にある説明板
写真2:義民塚の奥にある供養塔?
写真3:アルプス公園の展望台から撮った常念岳や水の張った田んぼ
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する