南アルプス（中央構造線エリア）ジオパーク

7月11日の信濃毎日新聞に南アルプスジオパークに関する記事がありました。
それによると、昨年秋に実施した定期審査でイエローカードといえる『条件付き再認定』となったそうです。

この記事の中で私が特に気になったが、ゼロ磁場として人気のスポット・分杭峠を「地球科学的に裏付けの取れない内容を掲げた観光が継続しているのは残念」と委員会側に難癖を付けられたことです。（写真3枚目）
確かにゼロ磁場のパワーは科学で証明されている訳ではありませんが、中国の有名な気功師が世界でも有数のパワースポットだと認めたそうですし、この場所を訪れて身体の不調が治ったという人も多いそうです。
私はそれらの事を全て肯定するつもりはありませんが、この分杭峠が全国から観光客が訪れる人気スポットであるのにそれに水を差すようなこの委員会側の発言には怒りを感じます。
ジオパークというのは地域振興も目的の１つだというのに、科学的根拠がないからといってそれを否定するのは地質における視野を狭めてしまいます。

もしも2年後の再審査で南アルプス（中央構造線エリア）がジオパーク返上になってしまっても、私は南アルプスのファンとして全力で応援したいと思います。