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#朝ラン #早朝ラン #ランニング
オーディブルはM.W.クレイヴン『ボタニカルの殺人 上巻』が今朝でおしまい。KRCは24時間監視下にある病室にいながら毒を盛られて死んだ。相変わらずボタニストの手口はわからない。
引き続き、オーディブルはM.W.クレイヴン『ボタニカルの殺人 下巻』を聞く。
ボタニストが元ジャーなリスト・シュタールとの接触場所に指定したのはカーライルの市街地にある公園だった。上空のヘリ3台を含めて、厳重な監視体制が敷かれたが、ボタニストはおそろいのピンクのTシャツを着た市民ランナー数百人にまじってシュタールとの接触に成功、無事にその場を脱出した。ボタニストがシュタールに手渡した紙にタイプされていたのは、ダークウェブのURL。奴隷労働をさせていたファッションデザイナー、クリッシー・ストリンガーと、安く手に入れた多剤耐性結核の治療薬を独占販売して暴利を得るソルト薬品のCEOダグラス・ソルトのうち、どちらを殺してほしいか、次の殺人はユーザーアンケートの結果に従うという。おのれだけの正義を振りかざし、気に食わない人間に私刑を加えるネット民たちに受け入れられ、いまやボタニストはかれらのヒーローとなっていた。
リシンの毒を精製するのに使ったアセトンの購入履歴から、天才創薬科学者フレデリック・ベックの名が浮上する。妻の病気?の治療法を発見しようと躍起になっていたベックは、かつて肥満抑制剤の臨床試験を無許可で行い、職を失う前のシュタールの同僚の女性記者が潜入取材した製薬会社を告発したことから製薬業界を去り、姿をくらました。ベックの自宅に急行した捜査班は、そこで毒物精製用のラボを発見する。しかし、それは「これまで目にしたなかで、もっとも露骨に捏造された犯罪現場」だった。ベックはそこが発見されることを予見して、あえて残しておいたのだ。だが、そこでポーは、エステル・ドイルの父親の殺害現場に残されたにおいと同じものを嗅いだ。クリケットのバットのにおい、アマニオイルだ。
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