ツイッター(Xと書いても意味わからんのでもうこれでいいや)で、こんなのが目にとまったよ。YouTubeの動画です。無声です。
【全篇】『日本アルプス縱走 烏帽子嶽より燒嶽へ』1925年|「フィルムは記録する」より ‘Film IS a...
https://www.youtube.com/watch?v=e4cUryidAU4
100年前の北アルプスの縦走動画! なにこれすごい(1925年は大正14年)。
焼岳が噴火して大正池ができたのは大正4(1915)年。つまり、ここに出てくる大正池は、できてからわずか10年後の姿です。池中に立ち枯れる樹々がとても多いのが印象的です。火口からの噴煙もすごいですね。
先日焼岳に行く予定だったけど、天気悪かったのでやめたのです(かわりに安倍川の口坂本、奥仙俣に行って、車で大井川まで抜けました。これはこれで面白かった)。
それにしてもすごい荷物ですね。水も相当量を抱えて持っているのではないだろうか。テントも重そう。
小槍をごく普通に登ってますね。あそこって結構難しいと聞くけど、どうなんですか?
ボクが北アルプスによく行ってたのは学生のころ、ずいぶん昔ですけど、個人的には今の人でいっぱいの北アルプスは正直あんまり行きたいと思いません(コロナですべて予約必須になって、なんかうんざりしちゃった)。
小屋もないし、多分滅多に人にも出会わないだろうこんな時代だったら、過酷だろうけど、好きにテントも張れるし、楽しいだろうなぁ。
いいなぁ。。。
100年前の大きな機材を持って、突然の雨も降る中(映像中に登場)、雪渓の映像も撮り(自分も渡った?アイゼンとピッケルはなさそう。)、幕営の映像も撮り(自分も泊まった)、烏帽子岳や槍ヶ岳の肩まで登る・・・プロ根性が半端ないです。感動しました。
気になってアイゼンやピッケルの歴史を見ていたら、どちらももうあるのですが、好日山荘ができたのがこの映像の前年1924年で、いろいろ輸入してたそうです。でも昔のピッケルって激重だったから、厳冬期じゃないとわざわざ持たないでしょうね。
白馬山荘は1906年、槍沢小屋は1918年、燕山荘は1921年にできたそうです。もしかしたら槍沢小屋に泊まったのかなぁ?
今でも、登山系の映像見てると、これカメラマンのほうがすごいだろって思うことよくありますね。
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