地元紙に依れば、8/18にヘリでの救助があったそうです。東京都の78歳の男性が、下山中に転倒して、足を捻挫。別の登山グループが発見して、救助の要請をしたとのことです。
栗駒山は易しい山なんでしょうが、時と場合によっては、こう言うこともあると言うことですね。下山中と言うことですが、登りよりも下りが怖いですね。少なからず疲れもあるので、感覚のずれが出てくるように思います。要は体が動かなくなる。
自分は、身体がそう丈夫で無いので、できる限り2本ストックを使ってます。特に下りは、トントンと降りないようにしてます。慎重に一歩ずつ。
最近はアルプスでも遭難が続いてるようです。色々と条件はあるのでしょうが、とにかく天気が悪いときは、行かない。余り行きたくも無い。でも8月はまだ一度も行ってないので、そろそろ行かねば、と思ってます。もう雪渓歩きは出来ないかも知れません。
下記のURLに滑落死亡事故が載っておりダブルストックによる原因と危険性を予測しています。
http://www.ic-net.or.jp/home/iide/
また,「金副隊長の山岳救助隊の日誌」金邦夫(警視庁青梅警察署山岳救助隊副隊長)著,角川学芸出版の中で270ページに「・・・しかし下りでは,相当なれないとバランスを崩しやすい。疲れてくるとついストックに頼ってしまう。とくに急な下りや,ガレ場,岩場などでは危険が伴う。これがストックでなければ疲れていても自分の両足で下るしかないから,ゆっくりでも慎重になる。咄嗟のときには両手も使える。賛否両論はあると思うが,私は急な下りでのダブルストックには賛成できない」と述べています。ある山岳事故報告にはストックの石突きに付けるゴムキャップについても雪渓や岩場では外すべき,と論じているのがありました。あるいは急斜面の雪渓を横切るときのストックの持ち方が悪く滑落した,という報告を見たことがあります。また急坂に設置してあるロープや鎖でも両足をきちんと確保してロープや鎖に全身をゆだねないように下る,ロープや鎖はバランスをとる補助として使うように心がけるのが重要だと思います。
「登りの体力,下りのテクニック」至言ですね。
katokenさん、コメント有り難う御座います。
ストックにしろロープにしろ、基本は足で登るor下る、ですね。頼りすぎは、例えば、ストックはロックが外れることもあるし、実際は無いかも知れませんがロープが切れることや、身体が振られることも有るかもしれませんしね。
石突のゴムキャップは雪渓では危険ですので、外しました。7月の末に、栗駒に登ったときは、まだ雪渓が有りました。岩に突くときもやはり危険ですので、注意ですね。
やはり山では、次の一歩にかなりの神経を集中しないと、思いがけないことがおきるように思います。道路ならよそ見も出来ますが、山では絶対しない。見たいときは、必ず止まる。写真を撮るゆとりが欲しいかも知れません。
事故が起こりえることを頭に置いて、楽しみたいと思います。
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