新型肺炎コロナウイルスが私の暮らしている置賜地域にやって来た。志村けんの訃報の翌日(3月31日)に、自動車教習所の生徒で県外から来た学生によって持ち込まれたのだった。
このダブルパンチのショックで、呑気に構えていた置賜の人たちは一瞬で震え上がった(ここだけの話し)。
私のLINEや電話に、蟻塚を蹴っ飛ばしたような勢いで様々な怪情報が入ってきた。
・米沢でクラスター感染が発生!
・もうすでに教官も熱を出していて、その家族がどこそこに勤めていて、その人も云々!!
・生徒らの合宿所はどこそこで、このような行動をとっており・・・!!
そんなキリのない怪情報だった。
お彼岸休みころ全国的に警戒心が緩んでいたと思うけど、私もそんな一人だったので、この現実と腹を括って向き合う必要があると思った。
● コロナウイルスと向き合う
3/31からこの記事の日まで、全国での感染者の総数が約2000 → 3000人ほどに増えた。日本の人口1億2600万人をこの数字で割ると、63000〜42000人となる。
これは、、、
【日本全国で、平均して63000〜42000人につき一人の感染者が存在する】
ことを意味する(日々減っていっている)。
米沢市の人口は81700人なので、もう3月31日の時点で、私の地域にも何人かの感染者がいてもおかしくない状態だった。
私たち置賜の人はド田舎であることを理由に、呑気に構えすぎていたのである。
詳細は省くけど、この【平均して〇〇人につき一人の感染者が存在する】図式を毎日カウントしていくことで、自分が置かれている状況を現実のものとして理解することができた。
● 余談:日本と他所の国の「〇〇人につき一人の感染者」
日本はいま全体で、40592人につき一人が感染者という計算になる(1億2600万÷3104人)。
私は、どう見ても感染者数と共にこの数字を考えた方が現実的だと思う。だってどんな人も何らかの市区町村に属し、○○都市圏みたいなところで暮らしているのだから。
こう計算することで、誰でも自分とこに何人くらい感染者がいるかをイメージできるし、それに従った日々の行動も考えやすくなるハズ。
イタリア、スペイン、米国(特にニューヨーク)などは、これが想像を絶する数値になる。
イタリアとスペインは4〜500人に一人、米国は全体で1200人に一人、ニューヨークは83.8人に一人が感染者となる。
外出制限が当然だし、医療崩壊が心配になる。
特に大都市などで皆さんがお住いの地域が、こういう水準に達しないことを願っています。
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