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ヤマレコで知った山々を元に、周辺の地形をジオグラフィカやカシミールやGoogle Earthで調べて、3次元的なイメージを思い描くのである。
おもむろに山梨県部分を眺めていると、県の東部で河川が南東方向に流れていて意外に思った。上野原市の辺りが…。
「そうか、、、相模川の上流って、相模地域を越えて山梨県から流れてくるんだ〜」と分かった。
DamMaps:川と流域地図(https://tiles.dammaps.jp/ryuiki/ )で、河川の流域と県境を同時に表示させてみた(図1)。
すると大菩薩嶺と雲取山の間に、「山梨県でありながら多摩川水系」の地域もあって、これも意外だった。多摩川というのは上流から下流まで全部東京都内で完結しているものだと思っていた。。。
日本地図で県境と河川の境が食い違っているところがあると、全部意外に感じる。私が暮らす山形県は基本的に県境=分水嶺(山の稜線、山脈)であり、他県から川が流れてきたり、他県へと川が流れていくことがほとんどない。
…なので日本地図のパズルピースみたいな47都道府県の配置を見ていると、その境目は基本的に山の稜線(山脈)なんじゃないかという印象を持ってしまう。多くの都道府県が最上川みたいに一つの県で上流から下流まで完結する大河を持っている風に感じてしまう。
しかし実際はそんなことはなく、多くの県で他県から川が流れてきたり、他県へと流れて行ったりする。川の遣り取りがある。こっちの方が基本。
地形を学ぶたびに、このような意外な発見ばかりになって楽しい♪
話しは逸れたが、図1からの気づきを簡単にまとめるとこうなった。
・山梨県には東京都の方に流れる河川(多摩川)、神奈川県に流れる河川(相模川)の地域がある。
・全ての川が富士川にまとまって伊豆半島の西に流れているわけではない。
・あと丹沢と奥多摩南部の山は繋がっていない。この2つは相模川水系を形成する南と北の境目と言える。
後半の記事へ → https://www.yamareco.com/modules/diary/340858-detail-263773
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