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2023年04月09日 19:44登山の予習・復習全体に公開

遠征登山の憧れ

● きっかけは八ヶ岳のツクモグサ
ある記事をきっかけに八ヶ岳にツクモグサという希少な植物が咲くことを知り、今までにないくらい現実的な登山計画を考えてしまった。

―早朝に美濃戸口から硫黄岳に登り横岳〜赤岳と巡って、最後に時間があったら阿弥陀岳も、なかったら美濃戸口に下山。。。
これで大朝日岳を周回するような行程(距離と累積標高が)になり、自分でも日帰り登山が可能かもしれない。

問題はその美濃戸口に辿りつくまでの移動で、、、往復の高速代が¥15,000以上、登山の前後に泊まる必要ありなので宿泊代が1万円前後×2
これにさらにガソリン代が加わる。片道450kmなので、私のクルマの燃費だとたぶん1万円は超える。
なので総額¥45,000〜50,000くらいか…。

これではお金かかりすぎなので、次に「岩手県・早池峰山の高山植物を…」となどと矛先を変えた。
さらに「いや、まず高速を使わない尾瀬からにしよっか」などと、気づいたら遠征のことばかり考えるようになった。

不思議なものである。今まで自宅から200km以内の距離しか移動できなかったのに…。


● これまでの私
これまでの私の登山歴は、自宅からクルマで200kmの範囲内が限度だった。
ドライブが2時間(下道で100kmほど)を超えると腰が痛くなってくるので、休めるところを探して屈伸運動をしながら移動している。
長距離運転+長時間の登山は体力的にツラい。

自宅から100km以内だったら、10時間を超えるような日帰り登山でも、平気でこなせるようになってきたかも。
でも鳥海山だけは160kmのドライブ後に長時間の登山になるので、翌日以降の疲労と眠気が凄まじい。

こんなところである。つまり私は遠征・遠出をしたことがない。前泊が必要な登山をしたことがない。
遠くても200km以内のドライブで、暗い内に登山口について車内で仮眠という経験しかない。

そんな私が八ヶ岳とか早池峰山に憧れるとはどうしたわけだろうか???
今まで遠すぎて興味を持てなかった山々なのに…。
他にも「自転車を使って秋田駒ヶ岳〜乳頭山の縦走」とか「中房温泉からの表銀座往復」だとか、割と現実的に考えるようになってしまった。


● 変化の原因
これは単純なことで、「私が道具を買いきったことお金に余裕が生まれたから」である。
登山用品的にも自分の経験的にも充実してきて、次のステップに移りたがっているのかもしれない。

たとえば去年の今頃は、もっと小さいシュラフが必要だったので小遣いを貯めている最中だった。
結果としてダウン素材の3万いくらのシュラフを買った。ザックに余裕が生まれて小屋泊登山が容易になった。
他にも折畳み自転車を買って、登山口と下山口が異なる短い縦走ができるようになった。登山靴が古くなったので新しく買い替えた。

いろいろお金もかかったけど、優れた道具のおかげで相応の経験も積んだ(と思う)。

その結果として、今年の夏は今までにない遠征を考えられるようになった。こういうことっぽい。
今まで道具にかけていたお金を、高速代・ガソリン代とか前泊か下山後の泊まりに使うことができる。
大体似たような合計額になるのである。

…というわけで今年の夏は、もしかしたらどこか遠い所の山に登っているかもしれません。

図1:
今までは置賜を中心とした南東北エリアで活動していた。深田百名山で言うと鳥海山から安達太良山までの範囲内が主。でもこれからはもっと外の地域に遠征できるかも!?
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