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父親の勤める会社のレクレーションで、土曜日の午後にバスを仕立てて東京から河口湖へ向かい、船津口五合目から夜道を八合目まで登って山小屋で仮眠、翌朝山頂でご来光を拝み、お鉢周りをして船津口へ下山しました。
その時代はまだスバルラインは無く、乗り換えた登山バスが急坂を喘ぎながら五合目まで登って行ったことを覚えています。

また、下界では花火大会が行われていて、花火を上から見下ろす貴重な体験が出来ました。
買ってもらった金剛杖に途中の山小屋で焼き印を押してもらうのが嬉しく、その杖は最近まで物置の隅にありました。
父の同僚の人たちは皆若く元気で、頂上へ西瓜を担ぎ上げて配ってくれました。
その後何度か富士山に登りましたが、初めて登った岩だらけの富士山の印象が一番強烈でした。
この夏休み以降は、遠くに眺める富士山の実際の姿を知っていることで、学校の同級生達に少しだけ優越感を感じていました。

ニュースで見る現代の富士登山も、当時とあまり変わっていない気がします。

【写真1】 1975年 家内と 【写真2,3】 1995年 娘と
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