アウトドアで使用するために購入しましたが、使い勝手が良いので、今でも時おり日常で使用しています。
私と刃物との付き合いは、小学校入学前から使用していた肥後守に始まります。
当時近所の男の子たちは、里山で竹や木の枝を切ってチャンバラの刀や竹鉄砲、弓矢などを作って遊んでいました。そこで活躍するのが駄菓子屋でも売っていた肥後守です。
私も皆と外遊びをする頃には肥後守を買ってもらい、周りのお兄ちゃん達に使い方を教わって竹を削ったりしていました。
切れ味が鈍れば砥石で研ぐことも覚え、研ぎ上がった刃物の切れ味の鋭さは、私にとって一種の快感であると同時に畏怖すべきものでした。
刃物は気を付けて扱わねば、人や自身を傷つけることも独りでに学びました。
そんな私には、家内が洗った包丁の刃先を下にして水切り籠に置いたりすると気になって仕方がありません。刃物に対する敬意が感じられないからです。
私は刀剣愛好家や料理人ではありませんが、刃物の命は切れ味にあると思いますので、それを鈍らせるような扱いは許せないのです。
長年使用して手に馴染んだ道具(刃物)は、すでに体の一部であり、敬意をもって扱うべきだと思うのです。
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