（続）同病相憐れむ

9月18日の日記に記した、クリニックで偶然会った友人宅へ、山梨から届いた葡萄を手土産にして見舞いに行って来ました。
本来なら気の利いた居酒屋で一献 傾けながら旧交を温めたいところですが、お互い病み上がりの身ではそうもいきません。

互いの近況や病気の事、知人の動静など、茶飲み話のネタは尽きませんでした。
同じ心臓の病でも、私は比較的若くして発症しましたが、昨年発症した彼の方は重篤で、就寝中に自宅で倒れ、奥様が気づいて救急搬送、緊急手術から目覚めるまで何も記憶がないそうです。
一命を取り留めるとは、そういうことかもしれません。

お互いもう少し元気になったら、生還を祝して一席設けようと約して帰宅しました。
この様に漠然とした先々の約束が、あまり変化のない日常を過ごす私にとって、生活の張り合いになります。

【写真は庭の隅に咲く彼岸花ですが、今年は半月ほど遅いようです】