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粋な江戸文字や芝居文字で、住まいと名前(神田〇助)を刷った札が一般的なようです
現代では千社札の貼りつけを禁止している寺社が大部分のようですが、無住の寺や神社などでは古い札に混じって新しい札も見かけます。
昔は千社参りといって、参拝の記念に名刺代わりに自分の札を貼り付けて巡り、札を貼るための振出し竿や糊と札箱などの道具を下げて出かけたようです。
札を貼るのにもルールがあるようですが、それが守られなくなったことも禁止の原因かもしれません。
齢を取ってからは「千社札を訪ねて巡る」という楽しみ方もあり、「昔自分が貼った札を見つけて当時を懐かしみ、亡くなった友人の貼った札を見つけて故人を偲ぶ」という話を何かで読みました。

山屋が登頂の記念にケルンを積む行為と、どこか似ていると感じます。
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