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〔★★★〕『上高地の常さんー山に生きた男の物語ー』《牛丸 工》 1996年 [信濃毎日新聞社]
上高地の「常さ」こと《内野常次郎》について親族である《牛丸 工》によって書かれ本。
〔★★★〕『赤石渓谷』《平賀文男》1933年(昭和8年)[隆章閣]
『赤石渓谷』のオリジナルは県立図書館にありましたが貸し不可で、昭和41年発行の『日本山岳名著全集10』1963年[あかね書房]で読んだ。
全部読んでいませんが、アサヨ峰(浅夜峰)や地蔵ヶ岳、大武川のヒョングリ滝、早川町の田代川発電所の事など、興味深い内容が多い。
〔★★★〕『凍る体ー低体温症の恐怖ー』《舟木上総》 2002年 [山と渓谷社]
クレバスに落ち低体温症を実体験した医師による本。
自身の体験と低体温症に対する正しい理解や対処方などが医師の目線で書かれており勉強になった。
〔★★★〕『いのち五分五分』《山野井考有》 2011年 [山と渓谷社]
登山家《山野井泰史》氏の父親によって《山野井泰史・妙子 》について書かれた本。
作家ではないので洗練された文章ではないが、《山野井夫妻》好きの人には、興味深い、良い本と思う。
〔★★★〕『ソロ 単独登山者山野井泰史』《丸山直樹》 2012年 [山と渓谷社]
クライマー山野井泰史氏について書かれたノンフィクション
著者の解釈による記述は好みが分かれそうな気がするが、多くの取材を経て書かれた山野井泰史氏のことが良くわかる本。
〔★☆☆〕『不屈者』《後藤正治》2005年 [新潮社]
『いのち五分五分』の中に記載があり読んでみた。
森安敏明(野球) 村田亙(ラグビー) 谷川浩司(将棋) 井村雅代(シンクロ) 山野井康史(登山)について書かれたもの。
〔★★☆〕『ヒマラヤ冒険物語』《クリス・ボニトン 田口次郎 訳》1992年 [岩波書店]
ヤマレコの日記で紹介されていたので読んでみた、勉強になりました。
〔★★★〕『空白の五マイル』《角幡 唯介》2010年 [集英社]
世界最大の規模を誇るチベットのツアンポー渓谷。その空白地帯に挑んだ探険家たちの旅を追い、著者も谷を踏破。7年後、再び挑むが、想定外の出来事の連続で旅は脱出行と化し…。命をかけた単独行の記録。
第8回開高健ノンフィクション賞受賞作品
〔★★★〕『ツキノワグマ』《宮崎 学》2006年 [偕成社]
児童書だが、誤解されがちな熊の生態がわかる本、熊鈴を鳴らしていても安心できなさそうです、お勧めです。
〔★☆☆〕『山がくれた百のよろこび』《山と渓谷社編》2004年 [山と渓谷社]
登山家に限らず著名人100人が山について語った本、にわか登山者は自己嫌悪におちいった。
〔★★★〕『神々の山嶺』《夢枕 獏》1997年 [集英社]
山岳小説としては有名で、いつか読もうと思っていたのをやっと読んだ。その時代とか社会的背景のリアリティーも素晴らしく、著者があとがきで「すべて書ききった」と言うほどで名作だと思う。
モデルになった人がいてもストーリーに新田次郎作品のような狡さがない。
〔★★★〕『狼は帰らず』《佐瀬 稔》2000年 [山と渓谷社]
『神々の山嶺』の主人公・羽生丈二のモデルである森田 勝 氏について書かれたノンフィクション。
登山界の組織になじまず、一匹狼として名を馳せた男の生涯が描かれている。
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