先日10月30日に行ってきた時の近況の報告です。
ネットの情報や利用者ノートの記録から少なくとも10/26、10/28、10/29には利用者があった模様です。
いよいよ寒くなり薪もだいぶ消費されていました。
薪作りも少ししましたが、薪作りもだいぶ飽きて熱心ではなく、薪のストックは昨年ほど多くありません。
小屋内に「非常用 安易な使用は避けてください」と表示して積んである薪がまた燃やされていました。小屋内に周辺の燃えるごみを集めている土嚢袋があるのですが、その中に燃やされた薪を束ねていたPPバンドが入っていてさらにがっかり。
小屋の中にはカップ酒の空きビン、錆も出たかなり古そうな使いかけのカセットガス、小屋に置いてあった水の入ったペットボトルを使った後の空のペットボトルが二つ。土間もきれいとは言えない状態でした
雨でも乾いた薪が確保できるようにと、薪を入れたコンテナが小屋内に置いてありますが、補充されていませんでした(小屋の外に積んである薪を入れるだけなのに。)
小屋には水を入れたペットボトルが置いてありますが、ほとんどは沢の水で、元々は土間の補修に使うモルタル用にと少しずつため込んだ物です。沸かせば飲料水にもなると考えていて、実際に濃霧の中小屋にたどり着いた登山者が「水場に下りられず助かりました」という利用者ノートの記載を見ました、その方は翌日水場に下って使った水を補充しています。最低限使ってしまい空になったペットボトルはゴミなので持ち帰るべきです。
小屋の利用者ノートには、励みになる記載も多く、良心的な利用者がほとんどだと思いたいのですが、少数の心ない利用者がそれをぶち壊しているのは相変わらずです。
よく、ヤマップやヤマレコや利用者ノートに管理者様に感謝とか見るけど、小屋の設置者は埼玉県で、甲武信小屋が委託されて?小屋番さんが管理をしている?みたいだけど、実際は小屋番(もしくは代理人)がたまに覗く程度だと思います。あんな山の中にあるのだから行政により駅前の公衆便所のように管理されていると思ったら大間違いです。
自分が泊りに行く時の薪を確保したいですが「非常用」と書いておいても、かまわず燃やしてしまうのだから処置無しです。
なぜか通い続けた破風山避難小屋ですが、そろそろ見切りを付けて、来年はとりあえず以前から登ってみたいと思っていた北や中央アルプスの山にも行ってみたいと思っています。
この冬に破風山避難小屋に泊まってみようと思う方は、薪は自身で作る覚悟でお願いします、道具はありますので早い時間の到着を心がけてください。
でわでわ。
写真左:小屋周辺は少し雪がある程度です
写真中:残置されたゴミ
写真右:土間の掃き掃除中、黄色いのが薪を入れておくコンテナ
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