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私のよく訪れる奥秩父の2000m級の稜線でも軽装のトレラン風の登山者をよく見かけます。実際に軽装の若者が遭難すれば非難されるのでしょうが、現実に遭難事故を起こすのは高齢者なので文句の言いようがありません。体力のある若者が軽装で駆け抜けてゆく一方で体力の衰えたジジイが無駄な装備を担いでヨロヨロと登り、事故を起こすのはジジイの方というのが実情のようです。
時代と共に、登山というものの常識が私の思っていたものと変わってきているように思います。今時は、いざとなれば携帯から救助要請が出来るから良いのでしょうが、それによって登山の魅力の一部を捨てているような気がします。私は渓流釣りから登山に入ったので、多少なりとも冒険的要素を求めるのかもしれません。
スマホで現在地もわかるし救助要請出来るのでヘッデンは不要なのかもしれませんが、なんとも納得できない時代遅れのジジイです。
でわでわ。
写真:標高600m程度の東屋に行く時も無駄装備満載のザックで
こんばんわ。
私も、使いもしない装備を持って行くほうです。
安全な登山を心がけて、危険な行動は避けているつもりですが、最悪のシナリオを想定した準備をしています。必要最低限の準備って難しいものですよね。日帰り登山でも40ℓザックにパンパン約13kgを背負ってます。準備しても使わないから意味がない。ではなく、準備して使わなくて良かった。と思うようにしています。
まだ、初心者の私ですが準備をして安全な登山を目指しています。
楽しい、安全な登山を願っております。
考え方は人それぞれだと思いますが、日帰りで40ℓ13キロとはびっくりです。
コメントありがとうございました、ご安全に。
私も無駄装備でザックを重くしてしまうタイプなので、つい書き込みしてしまいました。
日帰り専門登山ですが、ヘッドライトやツェルトはもちろん、夏でもダウンの上下(上はともかく、下は使ったことない)や、モバイルバッテリーを2つ(2つ使った試しなどない)、夏場だと水6リットルに浄水器も持ち込み(コレも未使用のまま)などなど…過剰な装備だなぁとは思いつつ、ソロ山行ということもあって、つい慎重に荷造りしてしまいます。
リスクの捉え方は人それぞれということになるのかな。私は、ザックは重くなるけれど、体力作りには役立っていると思うことにして、このスタイルを続けていきたいなぁと思っています。
あと、いつぞやは「破風山と破不山」についてご教授いただき、ありがとうございました。
例えば、18時に下山する計画にしてヘッドライトが必要になる状況にどのようなものが有るのでしょうか?
1.見積もりが甘くて時間がかかった。
2.読図ミス等でコースを間違えた。
3.転落等で動けなくなった。
4.忘れ物を取りに戻ったためなどで下山時間が遅くなった。
1と2はヘッドライトの話以前の問題に感じます。
チーム内メンバーの力量が読めないなら18時下山のようなぎりぎりの計画は作りません。5〜6時間程度の行動で16時前に下山です。
3は動きが無いので両手を空ける必要がありません。
4はしばしば話題になりますが、歩き始める際に周囲を確認して忘れ物を指差し確認するようにします。忘れ物や落し物はライトとは別の話になりますが命に関わります。
いずれも18時に下山する計画でライトが不要だと言っているのではなくライトが必要になるのは非常時できわめて確率が低く手持ちのスマートフォーンのライトで十分と考えてます。
上のパラグラフと矛盾しますが、しばしば、力量の不明な人に登山に興味は無いけど富士山に連れて行ってほしいと頼まれることがあります。小屋予約も取りづらく多くの人が五合目から8〜10時間+休憩で可能なので日帰りの計画にします。5時に出発で休憩等を含んでも18時に戻ってこれます。事前に日光白根山(菅沼からだと高度差も時間も富士山の50%で2500mを超えるので高度障害に関しても見込みがつきます)などに同行してもらいますが、3000mを超えるので高度障害等で思わぬ時間がかかることがあります。暗闇を下山したこともあります。また、出発時にもライトが欲しくなります。しかし、ヘッドライトがベストとしても手持ちのライトでも可としてます。一回だけのイベントのために高価なライトを購入する必要な無いと思ってます。
水は一日あたり2.5L程度が必要とされてます。(文登研で2.3Lと聞いたのですがサントリーのホームページでは2.5Lになってます。)うち、朝晩で1.5Lで昼間の行動中は1Lになります。怪我などを洗うために別の真水を1Lとして1Lのボトル2本で十分です。逆に水分のとりすぎはバテの原因とも聞きます。6Lを背負うのは多すぎると感じます。その分を軽くして早く歩く方が安全になると思います。
不測の事態で夜を過ごす事もありますから。
スマホのライトで事足りる場合も多いですが、バッテリー切れの問題や岩場がある場合の事を考えると、やはりヘッデンの方が良いでしょうね。
雨具は天気とルートによっては持って行かない事もありますが、寒い時期ならカッパは防寒具になるし、基本的に「何が有っても最低一晩は山で過ごせる」というのを考えていますから、これも大体は持って行きます。
この一晩耐えられる装備については、以前下記の日記に書いていますので、興味があれば読んでみてください。
https://www.yamareco.com/modules/diary/75709-detail-66134
ツェルトは、天候とルートの距離、山深さによって持って行くかを決めており、無雪期は持って行かない事も多いですが、積雪があるときは持って行く事が多いです。
因みに、私が持って行く水は冬季で1〜1.5L、夏季は1.5〜2L程度で、500mLは何かあった時の予備という感じにしてます。
この予備は怪我や道迷い等のアクシデントで下山できない場合に使います。
何をどれだけ持って行くかは天候とルート次第。
それを持っている技術や経験で決めれば良いのではないでしょうか。
あと、ベテランか、そうでないかは登山をしてきた年月ではないと思います。
1年や2年でも、それなりの経験を積むような山へ行ってた人もいれば、何年やってても技術や経験はそのままという人もいますから。
それと、スマホのライトで十分というのも、それで十分な山しかやって来なかった、あるいは、その人に体力や技術があって十分だと言っているのか判断できないですね。
私をディスってます。もし、お気に障ったならお詫びいたします。
しかし、冬季で1〜1.5L、夏季は1.5〜2Lの根拠と不測の事態の具体例を要求いたします。
特に誰かをディスるという気は無かったのですが、何か批判してると取られたなら、私の表現に問題があったのかも知れません。
その点についてはお詫びしますが、ただ、それがどの部分か判りませんのでご指摘いただけると有難いです。
[追記]
ご指摘の点、コメントを編集しました。
水の量については私自身の経験からの必要量で根拠というものはありませんが、Kijo-Ashさんの仰ってる1日の必要量は2.5L、行動中は1Lというのとあまり変わらず、人それぞれの要求量の違い程度と思いますが・・・
紹介された日記を拝見しました、大変参考になります、ありがとうございました。
最近、ニックネームとやらが導入されて、誰が誰だか解らなくなってしまいました(笑
雪山以外の日帰りだったら何を持っていっても重量的には大したことにならないので、自分も何でも持っていく方だと思っていたのですが、日帰りで10キロ超える方もいらっしゃるのですね・・・スゴイです。
悲しいかなヘッデンは年齢とともに暗いところが見えずらくなってきてるので、釣りするときでも削れない装備になってきました。
そういえば、とある源流で出会った爺様が「ホタル3匹捕まえれば夜道も歩けるぞ」って言っていたのを思い出しました。
実話です(笑
heinaiは「平内」由来でしたので、ニックネームが導入された時点で即「辻 平内」と登録してしまいしまた。しかし、しばらくして見慣れたIDの方々のニックネームがアレこの人かなって状態になって確かにちょっと困惑気味です。ヘッデンやライトに関しては釣りでイブニングをやる人には安全装備という以前に必須ですね。
私は下山途中で捻挫した事があります。杖(ポール)を活用し自力下山しましたがいつものペースでは歩けず日没…。こんな経験があるため、必ずヘッデンを持って行ってます。
捻挫の他に計画したペースで歩けなくなる事態には足攣りや肉離れ、高度障害などがあるかと思いますが、これらを100%防げるか、或いは発生したら潔く救助要請するという事であれば非常用品としてのヘッデンは要らないかもしれません。
何十年も山やってて一度も「不測の事態」を起こした事が無い、ということであれば、それはそれで素晴らしい事だと思います。実力や潔さがあればヘッデン不要でいいのかもしれません。
残念ながら不測の事態を完全に防止できる実力が無く、かつ何とかその日の内に自力下山したい!とか思ってしまう往生際の悪い私にはヘッデンが必要だった、というだけです…。
万が一に備えると言いますが、例えば自動車のシートベルトで怪我などから救われた人は千人に一人もいるのだろうか?現在は法制化されていますが、罰則がなければ・・・どうなんでしょうね。非常用の装備をどれだけ持つかというのは時代の流れや個人の考え方だと思いますが、ヘッデンも持つことによって下山途中で日没になっても「ヘッデンがあるから大丈夫かな」という心の余裕を持てるのが大きいと思っています。貴重な体験談ありがとうございました。
夏でも冬でも私も全く同じ装備です。
heinaiさんと同じく、一泊(それ以上)出来る装備です。ツェルト、ダウン上着、ツェルトカバー、合羽、専用GPS、ヘッデン、応急処置セット、替えの電池、浄水器など。歩く人の少ないエリアの単独行が多いので、怪我や道迷いに対処し無事に生還できるように。
帰れなくなることが前提に装備を持っていきます。
電話は最終のライフラインなのでなるべく電池消耗しないよう位置確認は専用GPSで。
夏は水が3Lそれ以外は2.5Lです(汗掻きなので)
ザックはいつも10kg超えです。
これが担げなくなったら対象の山を下げようと思ってます。
今の時代は昔と違って色んな登山スタイルが、あるみたい(全て自己責任)なので、各人に会ったスタイルでも良いんじゃないですかね〜。
ところでマウンテンダックス30Lフリーダム私と全く同じもの使ってますね。笑
このザック実に良く出来てますよね。
傷んできたので修理しながら使用していますが、メルカリでもう一つ買いましたよ。
お互い山歩き楽しみましょう。
私のフリーダム30は2代目で小さいながらも凝った造りがお気に入りで愛用しています。さすがにもう新品は手に入らないようで残念です。最近はぬるい山行ばかりですが、これからも山歩きを楽しんで行こうと思います。
「マウンテンダックス30Lフリーダム」は数年前に購入しました。機内に持ち込めるほぼ最大容量のところが気に入ったところです。メーカーに機内持ち込みサイズを示して確認したところ正確にはフレームを外さないと無理だとの回答でしたが、マウンテンダックスの商品を以前から利用していたこともありとりあえず購入してしまいました。
まあ自己責任ということで実際には持ち込んでますが未だ指摘されたことはありません。😆
最近胸を締めるバンドに呼子がついていることを初めて知りました。
当時は以下のメーカーになった直後だった気がします。
そして2015年秋、石川県羽咋(はくい)市を拠点とし1999年設立のアウトドアメーカーである株式会社オクトスにより、ユーザーダイレクトという新しいコンセプトを加えた日本ブランドとして新たにスタートをしました。
https://oxtos.co.jp/mountain-dax/
また数年前から杖(ポール)二本をテーピングテープと共に携帯し、いざというときの自力下山の備えにしていましたが、最近では頻繁に通常利用するようになっています。
30代の頃一緒に山にいったことのある友人と50代に久しぶりに簡単な沢登りに出かけたときのことです。彼が30代の職場の友人を連れてきました。結果的に沢を終了し一般登山道での下山時の途中で暗くなってしまいました。改めて誰もヘッデンを持ち込んでいなかったことに気づきました。適宜携帯電話の灯も利用しながら下ったのですが、リーダーも決めない慣れた友人との山行だったので終了後の話題では二人ともいつビバークを提案するか迷っていたようです。早朝明るくなってからの行動でも当日十分職場に出勤できる時間でした。
重量が軽くても重くても行動の自由度が確保されたらと思います。
重い荷物も行動に影響が出る年齢になっていることを実感しますが、最近はスマホの通じる地域を確認するようになりました。
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