昨年の終戦記念日だっただろうか、新聞記事に《半藤 一利》の最後の出版として『戦争というもの 』が紹介されていたので図書館で借りて読んでみた。これに感動しその後何冊かの戦争の本を読みました。そして今年も終戦記念日を迎え、なんとなく戦争関連の本を読むと新たな発見が。学校やマスコミが伝えない真実はこのような書籍の中から自身で選別して得るしかないと思う。かの戦争から多くの年月たった今、日本からだけの視点ではなく、自虐的でもなく、グローバルな視点から歴史を判断して未来に生かしてもらえたらと思う。過去に学ぼう、でも歴史は繰り返すのだろう・・・。
〔★★★〕『戦争というもの 』《半藤 一利》 2021年 [PHP研究所]
〔★★★〕『 焼けあとのちかい』《半藤 一利》 2019年 [大月書店]
小学5年生でアメリカとの戦争が始まり、東京大空襲の猛火を生きのびたのが中学2年生のとき。焼け跡で誓ったこととは…。東京の下町で生まれ育った作家・半藤一利が、少年時代の戦争体験を描いた絵本。
〔★★★〕『昭和史 戦後篇 』《半藤 一利》 2006年 [平凡社]
〔★★☆〕『昭和史をどう生きたか』《半藤 一利》 2014年 [東京書籍]
〔★★☆〕『父が子に教える昭和史』《半藤 一利 ほか》 2009年 [文藝春秋]
〔★☆☆〕『「戦争」を語る』《立花 隆》 2016年 [文藝春秋]
〔★★☆〕『写真で見るペリリューの戦い』《平塚 柾緒》 2015年 [山川出版社]
〔★★☆〕『パラオはなぜ「世界一の親日国」なのか』《井上 和彦》 2015年 [PHP研究所]
〔★★★〕『アンガウル、ペリリュー戦記』《星 亮一》 2008年 [河出書房新社]
〔★★★〕『昭和史』《半藤 一利》 2004年 [平凡社]
〔★★★〕『吉村昭昭和の戦争 1 』《吉村 昭》 2015年 [新潮社]
戦争の本当の姿を文字で刻んだ記念碑。対米戦争に向けて大本営の緊迫は頂点に達し、堀越二郎たちは新たな戦闘機作りに全力を尽くす-。「零式戦闘機」「「零式戦闘機」取材ノート」などを収録。軍隊・戦時用語注、解説付
〔★★★〕『日米開戦と真珠湾攻撃秘話 』《半藤 一利》 2013年 [中央公論新社]
真珠湾攻撃とはなんだったのか。ハワイ攻撃までの実態、浅海面魚雷完成までの経緯、戦史編纂官の開戦に対する論考、実際に出撃した兵員の肉声などを集成。巻末に真珠湾攻撃に参加した全770人の所属・氏名・消息一覧を掲載。
〔★★★〕『日本軍兵士 』《吉田 裕》 2017年 [中央公論新社]
310万人に及ぶ日本人犠牲者を出した先の大戦。実はその9割が1944年以降と推算される。本書は「兵士の目線・立ち位置」から、特に敗色濃厚になった時期以降のアジア・太平洋戦争の実態を追う。異常に高い餓死率、30万人を超えた海没死、戦場での自殺と「処置」、特攻、体力が劣悪化した補充兵、靴に鮫皮まで使用した物質欠乏…。勇猛と語られる日本兵たちが、特異な軍事思想の下、凄惨な体験を強いられた現実を描く。
〔★★★〕『知っていますか?日本の戦争 』《久保田 貢》 2015年 [新日本出版社]
戦争物はいくつか読んできたが、今まで読んだ本とは視点が違うというか、衝撃的な一冊だった。一読の価値あり。
〔★★☆〕『靖国神社の緑の隊長 』《半藤 一利》 2020年 [幻冬舎]
〔★★☆〕『戦争と植民地支配を記憶する 』《光浦永光》 2010年 [明石書店]
番外編
〔★★★〕『幻想の英雄 』《津田 信》 1977年 [図書出版社]
〔★★★〕『悲劇の発動機「誉」』《前間 孝則》 2007年 [草思社]
〔★★★〕『零式戦闘機 』《柳田邦男》 1977年 [文芸春秋]
〔★★★〕『零式戦闘機 』《吉村 昭》 1978年 [新潮社]
と思ったら「日本軍兵士」は読んでいました。
書名は、バカでもわかる「戦争論亅‐福田和也著。2007/6/15発行ですので古いですが、バカでもとついてますので、読んで理解できたらいいな、と思っています。カイエ(cahier)
半藤一利氏の「戦争というもの」は、今度図書館で調べて、借りてきたいと思います。
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