|
その後、日本では登山用語の英語化が進んで今日まで来ていると思われます。
そのために、ブーリンをボーラインと言ったりアイゼンをクランポンと言うのは私にはまだまだ違和感があります。
一方、私のような浦島太郎は、日本語の昔の登山用語すら、今流の読み方に悩む場合があります。それが「山行記録」と「目出帽」です。
「山行記録」の場合は迷わず(さんこうきろく)だと思っていたら、時々、「山行き記録」というブログやHPの記述が見られます。
あえて「き」という平仮名を入れるということは明らかに「やまゆき」あるいは「やまいき」と読んでいるのだと思いました。
私たちは山に行くことを「山行(さんこう)」と言い、その記録だから「山行記録(さんこうきろく)」と言うのに何ら迷いがありませんが、実際のところ、今の人たちは「山行記録」を何と読んでいるのでしょうか?
私たちの昔でも、「こんどの山行は(さんこうは)」と言うかわりに「こんどの山行きは(やまゆきは)」と言うこともあったかも知れませんが、少なくとも「山行記録」を「さんこうきろく」という読み以外では使ったことがありません。
「目出帽」に関しては、私たちは「めでぼう」と言っておりました。その当時でもテレビのニュースでは「めだしぼう」という言葉を聞いていたので、当時からアホな私は、「銀行強盗をするのがメダシボウで、登山に使うのはメデボウ」だと思っておりました。
「目出し帽」とレコに書いている人は明らかに「めだしぼう」と言っていらっしゃると思いますが、「目出帽」と書いている人は実際のところ何と発音されているのでしょうか?
今では、「目出し帽」と言うかわりに「バラクラバ」という言葉の方が現代的でとても良いと思いますが、私のバラクラバというイメージは機関銃をもったテロリストの覆面というイメージであり、そのイメージは今でも払しょくし切れておりません。
あと、ロングスパッツを略してロンスパと言っておりましたが、今や「ゲイター」という言葉が主流なので戸惑います。その場合、ロングスパッツやショートスパッツという区別でロングゲイターの場合の省略語は「ロンゲ」ということになるのでしょうか?私たちは「ロンゲ」というと「ロン毛」なので…あんまり使いたくない…。
ああ、まだまだ時代についていけません

写真はメンヒ山頂でのバラクラバの私。
ミューレンさん、こんばんは
私も古い方の人間で、ドイツ語の方がしっくりきますが、めだし帽だと思っていました。
(冬山はやっていなかったので、銀行強盗「も」被る帽子としてニュースから覚えた可能性が大です)
ゲイターは日本語の脚絆かなと思っていたので,元々ショートはないのでは?と思います。(ですからショート/ロングゲーターっていう言葉は無いものだと思っています)
ショースパ、ロンスパは今でも使いますが、ニッカホースでなくなったのでショートをものとして使うことは稀になりました。
ああ、ヤマガよりもメッチェンの方が良いです
fireboltさん、お久しぶりです。ご無沙汰しておりました。
fireboltさんはめだし帽でしたか。
私自身は言葉は本当はどうでもいいのですが、浦島太郎状態を気分的に自己脱出したい気持ちから、昔の言葉も技術も一つずつチェックしている感じです。
それにしてもこんなにも言葉も動くとは思ってもいませんでした。
murrenさん、こんにちわ。私は50歳になんで、普通に、ブーリン、アイゼン、さんこう、めでぼうにスパッツです。ゲイターはここヤマレコで目にして「それってなに?。スパッツのスペシャルなやつか。」と思ってたくらいです。バラクラバも最近20年ぶりくらいにいった登山用品店で見かけて商品名だと思ってたくらいですし。
メンヒいいですね。昔、その登り口の氷河上部のハイキングコースをヒュッテまで歩いたことがありますが、そこからですら素晴らしい景色でした。頂上からはさらに素晴らしい景色が楽しめたことでしょう。厳しい雪山に登攀できる人はうらや゜ましい限りです。
s-katayamaさん、こんばんは。
この日記を書いてから目出帽に付いて調べてみると、「めでぼう」と平仮名で検索してみると変遷が分かるように思えました。
私の時代でも「めでぼう」「めだしぼう」両方があって、やっぱりニュースで銀行強盗で使われる言葉を嫌って「めでぼう」と言っていた人もいたような感じですね。
小西浩文さんという登山家のページには「めでぼう」とフリガナがうってありました。
http://www.musanso.com/kiso.html
ただ、今や「めでぼう」は駆逐されて「めだしぼう」や「バラクラバ」に変わっているようですね。
メンヒは滑落はヤバイですが簡単に登れますね。天気予報がいい日ならメンヒだけを目的ならグリンデルワルトから日帰りも可能と思われますよ。是非トライしてみてください。
みゅれんさん
めだしぼうは銀行強盗がかぶるもので、バラクラバはコーカサスのゲリラが被るもの、登山家はめでぼうと思いますよ。
でも今の人はちがうかも。
yoneyamaさん
私とおんなじですね。ちょっと安心です。
バラクラバは黒海付近の地名だそうですね。
こんばんは!
私も、「さんこうきろく」「めでぼう」「ロンスパ」の世代なので、今の言い方には違和感を感じますね〜
Cross-hillさんも同じですね。
私は最近の多くの人が「目出し帽」と書いているので、かなり心配になっておりました。
私の周りでは古い顧問も含めて「めでぼう」だったので読み間違いを全員でやっていたかと思うほどでしたが少し安心しました。
ミューレンさん、こんにちは。
私の場合はずっと、『さんこうきろく』であり、『めでぼう』です。これ以外の読み方は知りません。つまり、ミューレンさんと同じになるわけですが、決して同世代ではないことを主張したいです(笑)
クマ
kuma-sanさん、こんにちは。
ん?決して同世代でない?私よりずっと若い?
古い人も新しい人でも「さんこうきろく」「めでぼう」という読み以外はマチガイだというご主張でしょうか?
それともなんだろう?
山岳会などに入らずに独学で書物だけから登山に入って来た人たちには、ひょっとして読み方を知らずに過ぎてきた人も多いのかも知れないですね。
昨年の春ですが、御在所の山頂で、「たけだいら峠へはこの道でいいですか?」と聞いてきた人がいました。「武平峠(ぶへいとうげ)」と教えておきましたが。
そういうことでしょうか?
ミューレンさんのご判断におまかせします。
ところで、うちの会の若手で、”内蔵助平”を『ないぞうすけべえ』と読んだヤツがいました。
クマ
私も恥ずかしいですが高校生の時には内蔵助平が読めませんでした。
あと、涸沢も小学生の時に「こざわ」と読んでいました。
山渓カラーガイドシリーズの「 上高地」の中の写真で知ったのですが、日本にこんな素敵な場所があるのが嬉しい発見だったことを記憶しています。
ですから、読み間違いは結構あると思いますね。
こんばんは♪
私は、今年、山用語を覚え始めたばかりなので、どう読むの?と戸惑います。
山行=やまいく
後で「さんこう」だと知りました
目出帽=めだしぼう
今、「めでぼう」知りました
バラクラバ、初耳です!上から読んでも下から読んでも同じですね(笑)新聞紙(シンブンシ)のように。覚えられるかな?
正しい読み方で覚えたいです(^_^)/
ado-yoさん、こんばんは。
ほんとだ、バラクラバは新聞紙ですね
読み方は、地名人名以外はマチガイは少ないのかも知れませんね。山行き記録は変だと思いますが目出し帽はニュースにもなっているのでマチガイとは言えないし。
登山用語はそれこそ星の数ほどあるので楽しみもそれだけあるということですね。
ただ、登山でも危険なスポーツでも知ったかぶりが一番危ないので、言葉を知らないことは恥ずかしいことじゃないので知らない場合は上手に聞いたり調べたりするといいと思いますね。
ピッケルにしても、部分の名前であるスピッツェ(石突き)とかブレードとか、アイゼンでも爪のことをツァッケとドイツ語でいいますが、英語だとなんだろう?そのあたりは英語化されていないかも知れないですね。地形だとインゼルとかフランケとか、ロープワーク(ザイルワーク)だとアンザイレンとかそのあたりも英語化されていないと思われるし…。
私も昔の登山用語なら自信がありますが、今の人たちが正規に使っている場合は自信がもてません。
お花積みとかキジ打ちとか、そういう所も楽しいですね
私はずっと”さんぎょうきろく”だと思ておりました。
娘に”漢字がよめんね〜”っていつも言われます
itooさん、おそくなってごめんなさい。
ありゃりゃ、”さんぎょうきろく”じゃないですよ。
それだと何となく行者にんにくみたいな香りがしますね。
*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:*・☆・
Happy Merry Christmas!
*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:*・☆・
dejavuさん、いつのまに?
よいお年を!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する