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膝痛物語��
https://www.yamareco.com/modules/diary/42702-detail-229160
当時の私の症状は
・右膝のお皿の周り（皿の上も下も内側も外側も、その時々で痛い所が変わる）が下山時や下山後に痛むことがあった
・右側の股関節や、お尻から腰にかけても痛いことがあった
・右膝が腫れていた（炎症を起こし水がたまっていた）
Y先生は、リハビリ計画を立てるにあたり、まず以下のチェックをしました。
・左右の脚の各関節の可動域・柔軟性のチェック
・左右の脚の各筋肉の筋力のチェック
・歩き方・階段の上り下りのチェック
そしてカウンセリング、生活習慣・仕事内容・趣味・今後の目標（どうなることを目指して治療していくか）などを聞かれました。私は日常のことはもちろん、趣味で山登りをやっていて百名山完登を目指していること、治療と山登りを並行してやっていきたいことなどを話しました。40歳で山登りを始めるまで、20代からほとんど運動らしいことをしていなかった私。もともと運動神経が良いわけでもない私
Y先生のチェック結果は筋力不足、柔軟性不足、バランス感覚は人並み？ 歩き方としては下りで前腿の筋肉に頼り過ぎている感じあり。とのこと。まずは薬の力も借りながら膝の炎症を抑えることを優先し、その後、少しずつ筋トレをして、永く登山
を楽しめる体を作りましょう 
となりました。最初は本当に地味に、膝の周りの筋肉に力を入れて、力を抜く、特に腿の内側の内側広筋を刺激するところから始めました。筋肉に自信のある？タレントさんや芸人さんが筋肉に話しかけているのは間違っていないみたいで、ちゃんとその筋肉さんが応えてくれているか（使えているか）を触って確認したり意識したりすることが大事みたいですね。
その後も少しずつ各部の筋トレに励みましたが、特に言われたのがハムストリングス（ももの後ろの筋肉）です。私の場合「ハムストリングスの筋肉が弱い」プラス「使えていない」感じらしいです。腿の内側の筋肉（内側広筋、内転筋群）も同様だったのですが、まずはハムストリングスを優先的に鍛えることにしました。
つまりスクワットをやりました。中学の柔道部以来のスクワットでしたが、やり方が全然違っていました。ハムストリングスが使われるためには、きちんとしたフォームでやらないといけない訳ですね。
このような感じで、2017年10月頃から始まったリハビリ。3か月くらいで終わるかと思っていましたがなかなか卒業できず・・・2018年9月の北アルプス奥穂高岳登頂を目標にリハビリを続け、開始から半年後の2018年春〜夏くらいにはだいぶ状態はよくなりました。
しかし、いよいよ奥穂に登るぞ！という頃に突如、担当のY先生が病院を退職されるということで・・・（次回に続く）
※上記はあくまでの私の症状の場合の治療の一例です。
症状の違いや個人差、体力差等によって、他の方に当てはまるとは限りませんのでご承知おきください。
写真は、うちの近くにあるイタリア料理屋さんの 「ピザ」です。
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