前回の山行でココヘリをなくしました。
山でなくしたのか電車でなくしたのか街でなくしたのかわかりません。
ライフビーコンでスマホと連動していれば、
離散しただいたいの場所がわかるそうですが連動してませんでした。
正直、面倒臭いなと思ったのが本当のところ。
充電を忘れるリスクと家に忘れるリスクはトレードオフかと思います。
ココヘリ忘れたというだけで家に戻る人はまずいないでしょう。
「ココヘリのヘリが早期救助に来てくれて遭難死の可能性が低くなる!」ぐらい
メリットがあるのであれば戻るだけの価値もあるかもしれませんが。
所詮その程度の扱いというわけです。
これは自己管理の部類に属するわけですが、電源入れ忘れが多くて
電源ボタンなくしたという経緯もありますし、
ココヘリ報でもしばしば所持を忘れているというレポートがあることから
決して少数派であるとは思えません。
しかもこの対応、飛行機移動を伴う遠征はまったく考えられていません。
それに関する対応もだんまりを決め込むという不信極まりない行動。
飛行機持ち込み不可となればもはや自己管理の範疇ではありません。
あと、これは勘違いしていた私が悪いのですが、
ココヘリはヘリコプター捜索にかかわる費用を負担するだけ。
救助に関わるヘリコプター出動の料金は
jRO分(私はココヘリ以前から加入済)かと思われます。
実績についても疑わしい事例だし、そもそも救助をするわけでもないのに
そうと誤解されても仕方ないような書き方をしている。
不信感を募らせるには十分でした。
私はココヘリ年会費3650円を決して安いとは思っていません。
さんざん1日10円と宣伝していますが、1ヶ月に2回登る人であれば約150円です。
これだけ見れば安いかもしれませんが、見合ったサービスかといわれると…。
ココヘリに加入したからヘリコプターが出動できる率が増えるわけでもない。
生命保険も住宅ローンもない独身ですし、あまり魅力が見出せていません。
よく見てなかったこともあり、入る前は必須かと思っていたのですけどね…。
そんなこんなで、解約を検討しています。
加入してるからといって事故のとき、必ずしもヘリは飛ぶわけではないということでしょうか??
コメントありがとうございます。
前提として、HPにもある通り「ココヘリは提携した民間業者に依頼して『捜索するための』ヘリを飛ばす」という形をとっています。そしてココヘリのサービスは、この捜索・発見を容易にする端末の貸与+【ヘリでの捜索費用】の補填です。
つまり通常の救助作業と同じく、有視界飛行が原則です。そして自社ヘリを持っていないので優先的に飛ばしてくれるかどうかはやや疑問が残るところです。例えば他に救助出動しているなどといった事情です。
ですので、ココヘリに入ってるからといって出動率が増えるわけではないと書きました。必ずしも飛ぶわけではないかというと…ちょっとわかりません。
ちなみにですが【救助活動ではなく捜索活動】であって、遭難者の居場所を確認した後救助隊にバトンタッチするのです。つまり自分で助けを呼べる段階だとココヘリはあまり意味がないと思われます。
私は昨年8月にJROが自身で登録し直さないとココヘリになるところからサービスの内容を考えてあえてココヘリ加入をやめJROのみで加入しています。ココヘリ加入が悪いとは思いませんがサービス内容をよく考えての入会、継続は大切だなぁと思っています。
ちょうど日記のminislope様のコメントを読んでおりました。お恥ずかしながらライフセイバーと思い込んでいたので、盲目的に入会しなきゃと憧れていました。まさにその通りですね。
広告や営業にお金かけるより、もう少し中身を…と思ってしまいました。特に飛行機問題は致命的な不満です。
私はココヘリ加入してます。
それは、自分の生死はともかく、山に行って行方不明になることが非常に家族や職場に迷惑と負担をかけると思っているからです。職場関係で2人の遭難者が出て、そのうち一人は亡くなりました。いずれも捜索に非常に苦労しました。
以下の日記を参考までにご覧いただけたらと思います。(だからといって、加入したほうが良いよと勧誘しているわけではありません)
https://www.yamareco.com/modules/diary/114779-detail-161187
こんばんは。はじめまして。
私もkazucchi42さんと同じ考え方で、ココヘリは登山前日に充電して必ず山行に携行しています。それはSNSでつながりがあった方が2年余り前に低山で行方不明になり、警察、消防、山遭協などの捜索にもかかわらずまだ見つかっていないからです。その方はココヘリに入っていませんでした。捜索にあたっては、SNSで募ったメンバーも捜索に加わり、私も参加しました。警察の捜索打ち切り後も延べ100人を超える山の仲間で何度も捜索しましたが、残念ながらまだ発見にはいたっていません。ご家族ともお会いしましたが、その憔悴した姿は本当に見ていられないほどのものでした。だから、もちろんココヘリで生きて発見されればラッキー、命を落としても家族にそのような思いをさせずに見つけてほしいと思っています。
発見されなければ失踪宣告までは丸7年必要で、その間出るもの(税金など)は出ていき、入るもの(保険金など)は入りません。危難失踪が認められるのはかなりハードルが高いです。誰も自分が遭難するとは思っていない(自分は大丈夫だと思ってる)ですよね。自分が好きな山登りをするにあたって、もし遭難しても発見される可能性を少しでも高めたいとの思いです。捜索メンバーでもココヘリへの加入が高まりました。
捜索の過程で、普段捜索する側の方々ともやりとりしましたが、やはり「ココヘリ持ってね、いまはヘリだけでなく、ドローンでも捜索するから」と言われました。(あと、アルプスの岩稜帯などでは「ヘルメット被って」と言われますね)。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3792874.html
はじめまして。
私もココヘリに加入していました。
それは、自分の生存率を上げるためでした。それ以降は個人の社会的地位や死生観の問題になってしまうと思うのでなんともいえません。
日記は拝見しました。
この方は、登山届を出していなかったのでしょうか? 私には毎回コンパスで提出し、それを見る人間がいます。それは生きて帰るためです。ココヘリに加入しても生還率は大して上がるわけでもないと思ったのが今回の動機です。
お返事ありがとうございます。
生還率の向上は、私は期待していません。遺体発見装置で良いと思っています。
日記の件も、もう一件も、登山届は無しの単独山行でした。ココヘリはともかく、登山届だけは必須だと思います。
こんばんは、はじめまして。
コメント読ませていただきました。
誠に申し訳ないのですが、あまりよいお返しができないと思うので
コメントは差し控えさせてください。
あ、ヘルメットは所持していますし、然るべきときには被っております。
対極の意見にも関わらずご返信いただきありがとうございます。
今回のコメントに関しては全面的に同意です。
登山届は直前変更を含め一度も欠かしたことがありません。
はい、山との向き合い方は人それぞれなので。
先日、北アルプスの硫黄岳で遭難されたガイドのお二人(うち一名はお亡くなりになりました)はGarminのinreachでSOSを発信されたようですね。私も山行に携帯していますが、こちらはさらに発見率は高まると思います。
ごもっともです。
自分に行けそうなルートかの判断と、あとは時間がないと省きやすいですが、マイナールートだと他の方のログを見て予習しておくのも割と重要だと感じてます。
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