ダーウィンの進化論は読んだことがない
しかしその概要は
適者生存と自然淘汰によって
より環境に適した特徴を持った者が生き残り子孫を残すことによって
長い時間をかけて徐々に環境に適応した方向に生物が進化していく…
ということだろうと思っている
小学館とかの生物図鑑によく出てくる(と思う)のは
背の高い木が多いサバンナでは
首の長いキリンのほうが木の葉を食べやすく栄養を摂って子孫を残しやすい一方、
首の短いキリンは食料が十分でないので子孫が残せず
結果として首の長いキリンの遺伝子が優先的に後世に残るので
徐々にキリンは首が長くなっていって…今に至る。
という話。
人間も生き物である以上
同じ話になる
直射日光の強い地域では
真っ白な肌の人間は
強い紫外線で皮膚の疾患をわずらい長生きできないので
より肌の黒い人間のほうが子孫を残すことができ
結果的に黒っぽい人種になっていく…
というようなことね。
さて
このように見ていくと
進化というのは適者生存=自然淘汰を原動力に
進んでいくように思える
ところで
人間のように生活インフラとか医療とか
さまざまな道具が発達してくると
ちょっとばかり生存に不利な条件があっても
自然淘汰されることはあまりない
なにしろ道具や医療や科学の力が
守ってくれる
…
私はこれまで
花粉症とはあまり縁が無かったけれども
有給休暇をとって休んでいる本日は
どうやらやたらと花粉が飛んでいるらしい
朝から
鼻水と目のかゆみが止まらない
私が生きているのが
1万年前の南アフリカの辺りだったら
獲物の臭いも嗅ぎ取れないし
風下からこっそりと獲物に近づいても
くしゃみが出て逃げられたり
逆に背後から忍び寄る
天敵の猛獣にも気づかず
喰われたり
…ということで
きっとひどい花粉症もちの家系は
早いうちに自然淘汰されて
人類は全体として
どれほど花粉が飛びまくってもビクともしない
花粉症には無縁の生き物にきっと進化したことだろう
ところがここは現代
花粉で鼻水と涙が止まらなくても
つらいだけでちっとも自然淘汰される恐れはない
ということは…
人類は花粉に強い方向に進化することも
どうやらなさそうですね。
残念
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