全国ニュースになっているかはわかりませんが、私の住まう和歌山市の(地元では川向うと呼ばれてます)が目下断水中です。
老朽化したインフラの末盧なのでしょうけれど川の南岸の浄水場から水道橋で渡して給水しているわけですがその橋が突然落ちて昨日の夜から水が出ません。
おそらく水道局をはじめ市の職員は市民の苦情処理も含め大変な苦労をなさっていることでしょう。
そんな私は隣の府へ温泉とコインランドリーを求めナイトツーリングがてら回転する洗濯物を眺めるのに飽きて日記など書いているわけですが、ふと子どもの頃に読んだドラえもんの漫画を思い出したのです。
その話のタイトルも秘密道具の名前も話の導入も忘れているのであまりこの日記に過度な期待はしないで頂きたいのですが、道具の効果の例として空気のありがたみをドラえもんがのび太にわからせるため使うとのび太は空気を吸っても肺から取り込まずに窒息して苦しむシーンから始まりまず。漫画とはいえかなり残酷な笑いのシーンで今なら出版も放映もできないかもしれない昭和テイストなのですが、その後どうゆう展開かは忘れましが、最後にのび太が悟ったように机に肘を付き何か(本当に思い出せませんが宿題か何かのありがたみを知りたいような道具の使い方をして宿題をしたくても出来ない様子をドラえもんにあきれられたオチだったと思います。)を悟ったような仕草ののび太がすごく印象に残っています。
このマンガを小学校低学年の私が読んで感じたことは、何かのありがたみを知るためにはそのものをなくしてしまう以外に人は当たり前の物事に感謝などしないという事と、極論という概念をしりました。
お陰様で今回の断水でいかに自分が普段水を無駄に使っているか知りましたし、工夫すれば節水も可能なのだということを知りました。
朝の洗顔も水は1リットル位は必要だと初めて身を持って知りましたし、朝からシャワーを使う私はそれこそ湯水のように使っていたのだなと気付かされました。
小学校に設けられた給水場の長蛇の列に並んでやっと貰えた5リットル程の水を車のない私はそこから十分ほどかけて歩いて運び、使うのは一瞬でトイレと洗顔と簡単な昨日断水前に洗い残した食器洗いで消えていきました。
この騒動は報道では長引きそうですがインフラの有り難みとある程度の自己防衛は今後必須だなと実感させられました。
【NHKニュース】和歌山 6万戸断水 崩落した送水用の橋 復旧工事の方針決定へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211004/k10013290941000.html
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