南アルプスの歳月
著者は風間嘉隆氏・・・聞いたことのない著者だったが、書籍タイトルに惹かれて購入し読んだ。
圧倒的に凄いクライマーや登山家の話ではなく、自分自身の境遇に非常によく似た金融機関勤務のサラリーマン登山家が書いたエッセイ・山登り紀行文だ。
奥武蔵のハイキングから次第に山への傾倒が始まるのは、高尾山から始った私の山への「のめり込み」と似通っている。
本格的な登山を60才から再開したとある。
67才から時間のすべてを自分のことに使い始める。
私自身は52才の奥多摩や大菩薩嶺から登山が始った。
北岳
鳳凰三山
甲斐駒ヶ岳
仙丈ヶ岳
塩見岳
赤石岳・荒川三山
聖岳
その他南アルプスではないが、穂高岳・八ヶ岳・丹沢の蛭が岳・利尻岳・宮之浦岳・富士山と自分が登ったことのある山々への登山紀行が綴られていて、とても親近感が湧く一冊だった。
華やかな北アルプス、一方地味で奥深い南アルプス・・・とはいえ南アルプス北部は北アルプスに近い華やかさがある。
今年も南アルプス山行はこれから4回ほど計画している。
無事にすべての山行を終えて、満足感や達成感を味わいたいものだ。
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