アメリカとカナダ

　５月４〜５日にクリーブランドで会議があった。連休なのでそこだけスポットで往復するとチケット代が高額になるため、連休前にソルトレイク（ユタ大学）に入り、会議後はモントリオール（マギル大学）に寄ってから帰る旅程にしたら、全行程11日間の最近にない長い出張になってしまった。当然、今回の連休は全滅となり、先ほど（5月10日）成田についた。連休はつぶれてしまったが、その代わり（？）にクリーブランドでMLBを1試合、NBAを2試合観戦することができた。
　MLBは対トロント ブルージェイズ戦で、東地区最下位同士の戦いだったが、乱打戦を地元が制したこともあり、夢中で応援し、気分よくホテルに凱旋できた。NBAはシカゴブルズとのプレーオフ戦だったこともあり、会場は超満員。２試合ともチケットが取れて超ラッキーでした。１戦目は３点差まで迫ったものの、負けてしまったが、２戦目は前半から10点差以上をつける余裕の戦い。3点シュートが入るたびに、タオルを回し、見知らぬ隣の米ギャルにハイタッチを迫られて夢中で応援していた。重工業の衰退で米国の10指にはいる不景気都市だが、地元愛を前面に出し、一丸となって地元チームを応援する力強さに感動を覚えた。
　ただし、モントリオールとの対比で際立った差は、治安（というより、夜の街歩きの際の緊張感）と米国人の体の大きさである。あれでは、泉ヶ岳ですら登れないのではないか、といらない心配をする私である。
　時差ボケている暇なく、明日も仕事だ、頑張ろ〜っと。