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(16時頃までにはテントサイトもしくは山小屋に到着or下山するのが当部の合宿時のルール)
NHKラジオ第2で16時から放送される気象通報を聞きながら
下級生が地上天気図に内容を書き込んで天気図を作成しております。
この間に他の部員たちはご飯を炊いたり食事を作ったりします。
夕食後にはミーティングを実施して一日の行動の確認・反省を行い
明日の一日の行程に関してPL・SLが協議しながら作成した天気図を元に明日の天気の予想を立てながら前進・撤退・停滞といったような計画を立てます。
(もちろんスマホで得られるデータ・山小屋情報等も活用します。)
自分が登山を始めた2000年頃は携帯電話等が一般に普及し始め
この気象通報を聞いての天気図作成というのは廃れ始めていたような気がしますが
ネット・携帯がない時代は大変有効であったのではないかと思います。
スマホでタッチ一つものの数秒で色んな情報が得れる現在ですが
このラジオの気象通報といのは作成していると場所による気圧・気温差、前線の位置など結構頭に入りスマホで情報を得るのと併用すると気象に関する考察が深まるのではないかと個人的に考えている・・・
というかスマホで一瞬で天気図見れるのに学生にどうして天気図作成する必要があるのかよく聞かれるので具体的にどう説明すれば良いのかなかな返答に困っている・・・
昨日は各地で初冠雪が記録されたようで
いきなりの天候・気温の急変に入山されていた方は対応が大変だったのではないかと予想します。
それにしてもここ最近は天候が極端で部活動を実施するのにあたり(学生の安全確保が大前提である)何かと翻弄される時が多いです。
いざという時に備えてトレーニング・勉強会・実技練習・を始めとした入山前の準備は色々大変な部分もありますが部としては今後ともしっかりと取り組みたいと思います。
画像は気象庁サイトに載っているものと自分が作成した天気図です
比較すると面白い。
寒冷前線が通過していたり等圧線の間隔が密になっており要注意の気圧配置ではないかと考えます。
私も学生時代には毎日のように気象通報を聞きながら天気図を書いてました。
お書きになった天気図を拝見すると、おっしゃる通り日本各地の風向が寒冷前線通過後に劇的に変化している様子が分かります(前線の位置を聞き逃しても、これだけで前線の位置が推定出来ます)
風向は教科書通りにほぼ等圧線に沿い、2ヘクトパスカルごとに書かれている等圧線を見ると、日本列島は強い北西風が吹く事が容易に想像出来ます。スマホの天気図では等圧線の間隔が広く、このような危機感は伝わって来ないのではないかと。
一年を通して天気図を書いていると季節ごとの気圧配置の変化が良く分かり、天気図作成は気象の初歩を学ぶには最適かと思います。
コメントありがとうございます。
学生はどうにもスマホに頼りすぎな部分がありますが
観天望気や天気図作成などを繰り返して理解を深めてほしいと考えております。
コメントありがとうございます
気象通報ですが昔は夜にもやっていた記憶があったのですがもうないみたいですね
16時の気象通報もこのままの流れでは無くなりそうな気がしております。
ぜひとも存続して欲しいと考えております・・・
コメントありがとうございます
我々が登山を始めたころはすでにネットや携帯が普及し始めて
なんでもかんでもとりあえず携帯みたいな時代に突入しつつありました。
さらにはスマホGPSの普及で一気にそれが加速したような気がします。
コンパス、紙地図、現地観天望気などアナログマニュアル自分の手足頭五感を使った登山の技術というのも大事だと思いますので学生に今後とも伝えてゆきたいと考えております。
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