手前にいた株は細長い茎の上に花が2、3個咲いていて、葉が殆んどありません。鳥の頭みたいな蕾(CH◯MSじゃん)も風に揺れています。
その10メートル程奥に葉ももっさり生えた株が沢山おり、花も咲かせています。花は薄紫で白みがかった薄い色。葉は柏みたいに大きくて三裂しています。
そういえば一口にトリカブトと言ってしまいがちですが、調べてみると日本には約30種類ものトリカブトの仲間がいるみたいです。
これまでも色んなところで見かけましたが、その場所その場所でどうも葉や花に個性があるような気がしました。
同じ種類のトリカブトでも生息地の環境や標高によって葉の形や茎の性質、花の大きさなどが極めて多彩で変化に富むそうで、大雑把な自分は、その多彩さを認めつつ、やっぱりトリカブト、と呼んでしまうのでした。
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