ワタシの一番の弱点、食事について。
<計画>
・各エイド間でジェル×2〜3+エイドで補給したパンを1〜2個分相当を摂取する(St-A1は除く、400×8=3200)
・A1〜A2はそれに加えてパン+練乳チューブ(700)
・各エイドでパン×2個分相当、バナナ×1本分位を食べる(300×9=2700)
・A4でゼリー、メイバランス、コーンスープ(700)
・A7でカップ麺、コーンスープ(800) 合計約8000kcal
・口直しにグミ、よっちゃんいか、ねり梅チューブ
・必要に応じてA4〜A5、A5〜A6、A9〜Finでコンビニ
・胃袋に極力固形物を入れておく作戦
<実際>
あまり記憶が定かで無いのですが覚えている限り、、、
<スタート〜A1>なし
<A1>(250)ジェル×2、オレンジ5切れ位
<A1〜A2>(900)ジェル×4、練乳チューブ
<A2>(300)パン3個分位、バナナ、スープ、ポテトチップス
<A2〜A3>(400)パン2個、ジェル×2
<A3>(300)パン3個分、バナナ、オレンジ、身延まんじゅう
<A3〜A4>(100)パン1個
<A4(ドロップバック)>(800)たらみのゼリー、ジェル、メイバランス、パン
<A4〜A5>(400)ソフトクリーム、ジェル×2
<A5>(500)小おにぎり×6、味噌汁、バナナ
<A5〜A6>(300)ジェル×2
<A6>(100)バナナ×1、カステラ?
<A6〜A7>(350)バナナ1本分、パン1個分、ジェル×2、スポーツようかん×1
<A7>(900)カップ麺、コーンスープ、メイバランス、バナナ
<A7〜A8>(300)バナナ×2、スポーツようかん×1
<A8>(300)バナナ2本分、ジェル×2
<A7〜A8>(200)ジェル×2
<A9>(300)吉田うどん
<A9〜フィニッシュ>なし 合計6700kcal位か?
・後半A6辺りからパンが咀嚼できなくなってきた。
・A7以降、ジェルが気持ち悪くなった。
・A8以降、バナナも気持ち悪くなった。
今回、LT値/AT値よりも下の方(ほとんどハァハァしない)で動いているので、比較的脂質の使用効率は良いと思われ、概ね45%程度だと思われます。
そのため、消費量から体内に貯蔵されているグリコーゲン(約2000kcal)を引いて×0.55した値が今回のレースで摂取が必要な"糖質の"カロリー量になるはずです。
消費カロリー=
((行動時間(H)×1.8)+(移動距離(K)×0.3)+(登り累積標高(K)×10)+(下り累積標高(k)×0.3))×(自重+装備(k))なので、
=(44.25×1.8+168×0.3+8×10+8×0.3)×64=13597
∴(13,600-2,000)×0.55=6,378kcal
結構な量なのですが、実際にこの位はレース中に食事をしているはずです。
逆に採っていないとグリコーゲンが枯渇してパワーを生み出す源のたんぱく質(筋肉)の分解が始まってしまいますが、今回は最後まで登りの足のパワーの低下は感じられなかったので、十分に糖質を摂取できていたと考えます。
体内の貯蔵グリコーゲン量を越えるカロリーを消費するロングのレースや山行の場合は糖質の枯渇(シャリバテ)は致命的です。
糖質の枯渇は、筋たんぱく質の分解→パワーの低下→(ペースを保とうとして)心拍数の上昇→糖質使用率の上昇→さらなる糖質の枯渇
と悪循環を招くので、特にウルトラやロングトレイルでは糖質の摂取量は重要だ考えます。
「胃腸が丈夫」と言うのはロングを志す人にはとても重要な資質だと思いますし、無理してでも食べる、吐いても食べる、と言うのはものすごく重要です。
また、そういった意味では「トレイルバター」という商品に私は非常に懐疑的です。
低糖質、高脂質、高カロリーを謳っていますが、脂質を分解するための糖質が含まれていない以上、それ単体ではエネルギーにはなりえないので、わざわざレース中に脂質を摂取する必要がないだろ、と思っています(そもそも脂質は私の腹回りに十分にある)。
心拍数のコントロールによる乳酸の蓄積と下りの衝撃による筋断裂の発生の防止、
エネルギーの適切な摂取さえ心がければUTMFの完走は(比較的制限時間に余裕があるので)さほどハードルは高いものではないと思います。
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