俳優の濱田岳さんがテレビのバラエティ番組で次の様に語っていた
「自分は大の負けず嫌いである。だから、人と争うことはやらない。トランプ等のゲームでも勝敗がつくものは一切しないことに決めている。勝ったところで自分が嫌な気分になるから」と。人を思いやるとても優しい考え方である。
勝負の世界で生きる人がいる。そこは、戦いに明け暮れる修羅の世界。負ければくやしい。勝ったら嬉しい。でも勝利は相手の憎悪を呼ぶ。勝ちたい欲望とでもいうべきか?そこに愛は無い。
競技の世界にあって、たとえ人と競うことがあっても向かうべき対象は自分自身。人との争いは悪いカルマを積み、回り回っていつか悪果をもたらす。因果の法則、お釈迦さまも説くこの世の真理である(ヨガの世界ではカルマの法則)。自身の心の内面を磨きあげ、崇高な頂きを目指して突き進む。それは、国も人種も越えた素晴らしい世界。本来のオリンピック精神である。競技の世界であっても、是非そうあって欲しいと願う。
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