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標準では1/600という事だが、それでは全くA3サイズに収まらないので、特別に1/1200で出力して戴いた。
A3サイズ2枚に分割となるも、料金は1件分の値段450円。
(手間をかけて戴いた割に)安いのはいいのだが、原図に精密に重ね合わせしないと、どこが境界線なのか判読できない。
目的の地番は2枚合わせて全体の形状が確定するが、下になっている方が「上が北」になってなくて、これを上の図面と繋げなくてはならない。微妙に縮尺も違っていた。
図面をトレースしてから原図に重ね合わせたのが真ん中の画像。
地番2735-2から2735-4までの扇型が該当エリア。
10mくらいのずれは国土地理院の地図の誤差にもあるのでご愛敬だろうが、西側は30mもずれていて(黄色の線がずれている距離)、尾根中心を越えている「トンデモ」精度だ。
マップの原図は磁北(7度西側)を上にして作図しているが、公図も同じ角度でないと合わないので、真北から7度ずれているという事になる。
右の図は、上の公図の左下と右下の図面を重ね合わせたもの。
メインのエリアとどこでどう繋がっているのかも全く判定出来ないが、何とかそれらしい場所に配置してみた。
左下公図の青い線は沢のラインだが、公図を見ただけではそこが沢なのか道なのかの判別が出来ない。林道も表示されていないので、正確な位置を割り出すには、2724番地の公図を取るしかないが、必要が無いエリアなので、当面は放置するとしよう。
右下公図はしっかりした公道沿いの、ほぼ住宅街なのに、長手方向に30mもの誤差があるし、公道を示す番地が完全にずれていて、道が繋がっていない。
こういった誤差は、ブロック毎に各番地の測量図面をテキトーに繋ぎ合わせた結果、こうなってしまうのだろうが、GPSは愚か、高精細な航空写真も利用出来なかった昔の図面なので、致し方ない所だろう。
これで無事「市有地」境界線を更新する事が出来たので、ミッションコンプリート!
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