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その中に1m等高線のベクトルデータがあるが、その精度も従来の「5mメッシュ」と言われるデータから生成した等高線と比べると、桁違いの精度となっており、八王子城マップ原図の等高線を1日も早く置き換えたい所だが、これがそのままでは煮ても焼いても食えない代物で、無駄にデータが重過ぎてそのままでは加工するのが困難。
加えて、5m線と10m線は別レイヤに分けてあるが、その他の1m線は全て同じレイヤ/グループになっており、2m線(偶数)だけ使いたいと思っても、そのままでは不要な線を消す事が出来ない。
(加えて、0.35度右に回転しているという、何考えてんの?糞仕様でもある)
そのため、データのダウンロードと軽量化までは終っていたが、マップで利用する等高線作成までは手を付けていなかった。
今年2月に国土地理院が「1mメッシュ」データを公開し、これで好きなように等高線を生成出来る・・・と思った矢先、等高線の生成に使っていた「MANDARA」というフリーウェアの作者が2年前に若くして他界されており、1mメッシュの読み取りに対応していないという絶望的な状況が明らかになった。
仕方なく東京都の1m等高線を「使えるように」加工する事にしたのだが、1km四方(3×3ブロック)を加工するのに、9時間かかった。
八王子城の主要部マップ(拡張版)の範囲が東西6km、南北5kmなので、全体で30倍の時間がかかる事になる。
(広域図は1m線は使わないので、手間は数分の1で済むはず)
<画像左>
従来の5mメッシュによる等高線。
(10m線の間は3m、5m、8m)
大手門跡北の大土塁(堤)が跡形も無いのが許せない。
第1堀切(右端)は辛うじて鞍部が分かるが、第2堀切と最大の第3堀切はタダの尾根道になっている。
(作図は陰陽図に合わせてほぼ修正済み)
<画像中>
1mメッシュによる2m等高線。
大手門跡北の大土塁も、堀切も、その北面の竪堀も綺麗に出ている。
<画像右>
1mメッシュによる2m等高線の原図(一部)。
元サイズが3420×2574なので、1/6の範囲。
現在の国史指定範囲であれば、これで半分の面積がカバー出来ている事になる。
追加の作業予定は、また気の向くままに。
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