紆余曲折はあったものの夏の登山計画が完成。
いくつか変更した所はあったものの、概ね予定通りの計画になった。
後は快晴を期待したいところだが、こればっかりは運も絡むので仕方ない。
さて、基本的に登山道整備や宿泊・食事場所を提供してくれる山小屋に文句はない。
食事や管理人などに思う所もあるが、あえて書き込むようなことはしない。
それでも今回の山小屋予約は酷いと言わざるをえなかった。
某所の縦走登山を計画。
それに伴い山小屋の予約が必要だったのだが、最初の3日間は電話予約のみ。
この時点で嫌な予感はしていたのだが、当日はもっと地獄だった。
予約当日。
仕事なので私物のスマホを机の上において適当なタイミングで電話。
しかし「おかけになった電話は繋がりにくい状況が・・・」というアナウンスが流れる。
ワンシーズンとはいえおそらく万単位の登山客がたった一本の電話回線に殺到するのだから考えてみれば当然である。
何度かけても同じ結果で17時を過ぎれば「本日の営業は終了しました」ときたものだ。
3日間合計で100回以上は電話をしたが結局つながらないという最悪の環境だった。
社会人にはつらい状況である。
これがネット予約であれば時間を置くなどの手段があり、満室になってもホームページ上で確認が取れるので諦めもつく。
が、電話予約のみだと繋がらなければ予約状況すらも確認できないのでひたすらかけまくるしかない。
ネット予約ではなく電話予約のみの心は?と問うと「ネットに不慣れなお客様もいるから」とのこと。
その心意気は立派だが直前まで予約日などの告知がインスタグラムのみ。
なんで会員制SNSという真逆の極致のようなところで宣伝しているのだろう。
それなら電話予約用に宿泊者枠を確保しておけばよいだけで、ネット予約を辞める理由にならない。
最終的にはネットで目的の山小屋を予約できたが、小さい山小屋であることもあり残5人と結構ぎりぎりであった。
どうやら職員が内容を確認したうえで予約確定しているらしく、より電話のみに疑問を感じ、とにかくちぐはぐな印象を受けた。
予約が争奪戦なのは最近のトレンドだが、こういうことをされると確かに予約が嫌になる。
受ける側も始終電話鳴りっぱなしで、クレームをつける人もいるだろうから心労も半端なさそうだ。
山小屋側もホームページにお詫びの文章を掲載していたが、来年以降は改善してほしいものである。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する