しかしながら、さすがにそれほどではないにしても裏六甲は辺鄙なところである。私が住んでいる街はバブル前に入居がはじまったまだ比較的新しいニュータウンだが、昔はどエライ田舎だった。私はもともと神戸の下町の子だけれど、子どもの頃この辺りはザリガニ採りに行ったり、イチゴ狩りに行ったりするところだったから。「神戸のチベット」なんて言う人もいた。ここで若干フォローしとくと、「どこそこのチベット」ていうのは、今は差別表現になるらしいね。チベットに対して失礼であるということだろうか。
それだけに、ここらへんは、ニュータウンで半ば人工的な街とはいえど、それでもなお四季折々風景の移り変わりをわりあいビビッドに楽しめる。とくに冬場、裏六甲のこの街から眺める「裏六甲」(ややこしいね、どうも)は、まことにいい感じだ。積雪の多い時などは山なみが真っ白になってまるで信州あたりにいるかのよう。そんな時は、ああ、ここに住んで良かったなあとしみじみそう思う。寒がりの嫁はんはまったくもって別意見でありますが。
こんにちは。山で一人寝るのが怖いmilleYenです。
「裏六甲は日本海に面してる」って、なんか分かる気がします。関西出身の私が関東の山仲間に「兵庫県の丹波篠山」と言ったら、「ウッソーっ、丹波篠山は京都だろう!!」と言われた事あります。
と、かく言う私、横浜に住んで20年ほどですが、関西から見て横浜は東、東京はその先、と言う印象なので、いまだに、横浜からみて東京は東にある、と言う感覚が抜けません。
そんな狂った磁石が頭に入っているので、登山道入口を見つけるのに迷う事再々あります。
donburiさん、こんにちは。
「魚が美味しい、冬はカニ」とは、まるで城崎や香住の話ですね。一瞬、何を言ってるのかわからないのも当然でしょう。
確かに、「裏六甲」はまだまだ辺鄙な感がありますね。六甲山へ登る時、三田から神鉄を利用して有馬へ出ますが、「二郎」「田尾寺」駅のあたりは人が住んでるのかな?と思います。ただ、多分貴兄の最寄り駅と思われる「岡場」だけは場違いのような「町」なので、最初は大いに驚いたものです。
日記の写真は我が家から見るのとほととんど変わりません。我が家は、貴兄がお住まいであろうあたりから北方約7kmですので。
現在私が住む三田も、子供の頃(50年ほど前)は当時住んでいた伊丹から往復するだけで半日かかるといわれた田舎でした。
今は大阪まで快速で37〜38分ですから、ずいぶん開けたものです。
いつか、茶店(ちゃみせ)で出会うことがあれば一緒に呑みましょう。
では、又。
milleYenさん
そうですね。遠い知らない地域の地理は誤解していることが多いですよね。私だって偉そうに言えません。関東地方や東北各県の位置なんか、かなりあやしいもんです。
silverstarさん
小学生の頃、三田から通ってきている先生がいました。とても楽しい良いオジサンでしたが、私の親などは「あのセンセは田舎者やから」なんてヒドいこと言ってましたね。今の三田の開け具合からは想像できない話です。
こんばんわ。今をさかのぼること30年前
中学生のとき六甲に登りだした頃六甲は表(海側)から
しか知らなかったので 田園地帯が広がり山並が続く
風景に驚きと感動を覚えました 。とくに三田周辺
は変わりましたね。福知山線が単線で武庫川沿いの
旧線を1〜2時間に一本だった頃武田尾や三田は
大阪近郊にこんな駅があったんやと思いました
昨年まで住んでいた河内長野も似たようなもので
今でも高い建物が少なく田園風景が広がって
金剛山に四季を感じられる大好きな街でした。
10年前に緑が多くて比較的安い公団住宅を
捜してた頃 すずかけ台や鹿の子台も候補に上がりましたよ。淡河や大沢周辺もよくドライブなどで
行きましたよ。
miccyanさん
こんばんは。
三田のニュータウンや私が住んでいる岡場あたりは、もうすっかり変わってしまいましたが、淡河あたりには、丹生山系をバックに今でも昔懐かしい田園風景が広がっていますね。秋なんかいいですね。あの辺の県道を歩くと、ジョン・デンバーの「カントリーロード」が頭の中で再生されます。
写真の背景は六甲の山波でしょうか。とても良い景色ですね。あの稜線を見ればこれをたどりたくなる、というものですね。
bokemonさん
そうです。家の近所の公園からです。なかなかいい眺めでしょ?六甲山ビュースポットベスト10に入る場所ではないかと密かに思っております。
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