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日記

カテゴリー「未分類」の日記リスト 全体に公開

2012年 05月 15日 00:24未分類

「地獄に仏ハイキングコース」

こないだの日曜、西裏六甲は大池地獄谷に行った。ここは名前ほど「地獄」ではないのだが、いつもひっそり静かなのと、ウチからのアクセスがいいので、年に一度は必ず行く。この日も渓谷内で出会ったのは、小さな男の子と両親の三人連れと、堰堤の上で昼寝をしていたおじさん、夫婦連れの計6人。5月の、しかも快晴の日曜日
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2011年 04月 26日 00:04未分類

「山行再開」または「そのうちこの山にも放射能と山ガールがやってくる・序章」

こないだの日記で「山に行く気がしない」とボヤいた私だが、日記に寄せていただいた皆さんのコメントに励まされ、「見る前に跳べ」、エイヤッとばかり昨日出かけた。兵庫県のなかほどに位置する「千ヶ峰」という山。標高1005m、360度の展望で人気がある。私も好きな山で、年に二三度は登る。 千ヶ峰は、春がいい
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2011年 04月 12日 19:01未分類

山に行く気がしない

震災以来、山に行く気が起こらない。私だけでなくそういう人は多いのではないか。 私は神戸なので、16年前は阪神大震災の被災地にいた。よくおぼえてないのだけど、近場の六甲山系へは、少なくとも2年ぐらいは足を運ばなかったと思う。六甲山も、震災でけっこう至るところが崩れて、登山コースによっては道が寸断して
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2010年 08月 07日 10:37未分類

そないに言わんでも・・・

2ちゃんねるのニュース速報板を見てたら、またまた中高年登山者が激しく叩かれております。 http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1280720565/ みんなひどいこと言うなあ。いや、これ見てると、われらがヤマレコは平和だと思う。みんな紳
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2010年 07月 25日 10:19未分類

格差社会の登山と私

今度の週末ヤマレコのオフ山行があるので、今日こそは足慣らしに近場の山でも歩いておこうと思ったが、朝っぱらからの猛暑にめげて、家にひきこもっております。 そんな私とは対照的に、こないだ仕事に向かう電車の中で、以下のごとくに元気なご婦人二人と会った。60代とおぼしきその二人の山ルックのおばさん方は、私
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2010年 07月 24日 23:37未分類

「ウルップ島からの入電は、ありません」

もういつもいつも昔の話ばかりで、我ながらいい加減うんざりするが、今日は、昔の山ヤは、ラジオの気象通報を聴いて天気図を自分でつけていた、というお話。 私がいた高校の山岳部は、常日頃は馬鹿みたいにランニングをしたり、キスリングに石をつめて六甲山を歩いたりしていたけれども、月に一度だったか二度だったか、
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2010年 07月 22日 00:12未分類

初めての北アルプス。あの夢のような夏。

私が初めて北アルプスに行ったのは、中学3年の夏だ。この山行については、おそらく当時でも今でも世の中の若い男性たちを羨望、妬み、あるいは立腹させるものであるからして、私は今まであまり人に話したことがなかった。だが、もうあれから40年近い歳月が流れた。もう時効である。今これをここで話したところで、くたび
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2010年 07月 18日 13:24未分類

「槍ヶ岳って、どっちですか?」

学生時代、北アルプスの某山小屋でひと夏バイトしたことがある。その時の話だ。そこは、こう書くとどこの山小屋か分かる人には分かると思うが、上高地から観光客でもギリギリ歩いて来れるところだった。ある日、小屋の前の飲み物販売コーナー(あの、流し台みたいな水槽にジュースやビール入れて売ってるところですね)で立
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2010年 07月 11日 07:28未分類

余は如何にして登山愛好者となりし乎

本棚の奥から、思いがけず懐かしい本がぺろっと出てきた。1963年発行、日本山岳会編『登山』。ベースボール・マガジン社の「スポーツ入門双書」の一冊として出版された山登りの入門書である。サブタイトルには「あなたもすぐれた登山者になれる」とある。定価は200円。 そうだった、そうだった。私はじつをいうと
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2010年 07月 04日 11:36未分類

『菊水山死の彷徨』エピローグ

37名の乾燥死者を出した鵯越第5小学校暑中行軍隊の遭難事件は、日本国中を震撼させ、マスコミは、連日このニュースを熱狂的にとりあげた。なかでも、テレビワイドショー番組の取材合戦はすさまじかった。TBSの人気番組「びのもんたの朝ドバッ!」は、遭難発生2日後の朝の放送で瞬間最大視聴率70%超を記録。それは
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2010年 06月 30日 19:42未分類

『菊水山死の彷徨』番外編

(びのもんたの『朝ドバッ!』より) 「さあ!本日の〈8時くぐり〉は!」 SE:だーん!(アタック音) 「神戸!」 SE:だーん!(アタック音) 「小学校!」 SE:だーん!(アタック音) 「暑中行軍隊!!」 SE:だーん!(アタック音) 「遭難!!」 「死者、行方不明!」
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2010年 06月 27日 14:28未分類

『菊水山死の彷徨』(←←←いよいよ終局へ!ますますローカルに!)

(中略) 布引第31小学校暑中行軍隊が全員無事に行軍を終え、鈴蘭台駅から乗り込んだ神戸電鉄の新開地行き電車はよく冷房がきいていたが、隊長の徳島教諭の頭からは湯気がでていた。それは、つい数時間前までの菊水山山中であじわった想像を絶する炎暑の余韻のせいでは必ずしもなかった。 徳島教諭は、腹を立ててい
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2010年 06月 26日 11:32未分類

『菊水山死の彷徨』(←←←いよいよネタ切れ近し!)

(中略) 神戸電鉄鈴蘭台駅に到着した鵯越第5小第1次救助隊は、現地で中高年登山サークルの山案内人を3人雇って、鈴蘭台南町からNTTのパラボラアンテナ保守点検用作業道路に入り、菊水山山頂を目指した。救助隊を率いる森田険作は今年学校を出たばかりの新任教諭だった。 もともと体育会系で血の気の多い森田は
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2010年 06月 23日 15:23未分類

『菊水山死の彷徨』(いよいよ佳境へ!)

(中略) 鍋蓋山頂上直下の小平地を過ぎると、突然パッと視界が開け、眼下の天王谷を隔てて、菊水山の偉容がその全貌をあらわした。隊の先頭を歩いていた案内人の山ガール・さわが、徳島教諭を振り返り、菊水山を無言で指さした。 徳島は、挑むような眼を菊水山に向けた。そうやって睨みつけていないと、その山に心の
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2010年 06月 22日 12:52未分類

『菊水山死の彷徨』(続き)←←地元限定ネタあり

(中略) 「何?鈴蘭台への道が見つかった?」。 6年1組美化委員・鈴木生徒の報告を聞いて、山田教頭はうわずった声をあげた。 「はい、そうであります、大隊長殿」。鈴木生徒も興奮気味に答える。 「私は以前、家族と一緒に菊水山から鈴蘭台までハイキングをしたことがありますが、確かにここを通ったおぼえ
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2010年 06月 21日 17:31未分類

『菊水山死の彷徨』(一部抜粋)

(中略) 「神田教諭!神田はおらぬか?!」。 山田教頭の甲高い声を聞いた瞬間、神田の胸は鉛でも呑みこんだように重くなった。ひとつ深いため息をついてから、神田は声のするほうへ歩いていった。歩くたびに、神田の汗が白茶けた地面にぽたぽたと落ちてどす黒い染みを作った。その染みは、なぜか神田に血痕を連想さ
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2010年 06月 20日 06:46未分類

「菊水山死の彷徨」(←←←超・地元ネタ注意!)

【あらすじ】菊水山は、東西に長い六甲山系の西寄りに位置する標高458mの独立峰。頂上へ至る登山道は、六甲でも屈指、心臓破りの急登で知られる。 平成XX年、小学生の体力低下に憂慮する神戸市教育委員会参謀本部は、麾下の小学校2校を選抜、この山での真夏の暑中行軍を実施することになった。恐るべき暑さの夏の
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2010年 06月 19日 12:22未分類

『文科省許可一級登山士試験 完全必勝講義』序文(←←←偽物ですよ)

[序文]平成25年の創設以来、「文科省許可一級登山士試験」の受験者数は年々うなぎ登りに増えてきた。良質な登山者育成に寄与するこの資格制度が、かくも短時日に広く世間一般に受け容れられたことを、制度創設に微力ながら関わった者のひとりとして誠に嬉しく思う。 近年においては、得意先の接待に登山を利用する所
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2010年 06月 17日 23:52未分類

接待登山のススメ

ゴルフというものをまったくしないからよくわからないのだが、日本のゴルフ人口は、私なんかが若い頃と比べると、やっぱりかなり減っているのではないだろうか。とりわけサラリーマンの接待ゴルフというやつは、どの企業でも経費削減に躍起となっている昨今、どんどん少なくなっているように思う。 一方、中高年の登山者
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2010年 06月 16日 21:02未分類

若者登山禁止法案 今国会へ(←←←冗談ですよ)

政府は昨夜の閣議で、「若年者の登山及びそれに類似する行為等の禁止に関する法律(略称:若者登山禁止法)の法案を承認し、今国会に緊急提出することを決めた。本法案の国会審議については衆参両院で相当な難航、波乱が予想されているが、政府は強行採決も辞さない構え。この法案が可決されると、早ければ来年の山開きまで
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2010年 06月 15日 17:28未分類

中高年登山禁止法案 今国会へ(←←←嘘ですよ)

政府は昨日の閣議で、「中高年齢者の登山及びそれに類似する行為等の禁止に関する法律(略称:中高年登山禁止法)」の法案を承認し、今国会に提出することを決定した。本法案は衆参両院で可決されることがほぼ確実とみられており、早ければ来年の山開きまでには、全国の主要山岳で中高年の登山が全面的に禁止される。(2面
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2010年 06月 11日 17:54未分類

夏こそ、『八甲田山死の彷徨』

若手の民俗学者、丸山泰明さんが書いた『凍える帝国ー八甲田山雪中行軍遭難事件の民俗誌』(青弓社、2010年)を読んだら(←これはこれでなかなか力作論文なのでおすすめ)、新田次郎先生の『八甲田山死の彷徨』がまた読みたくなった。たまたま先日の朝日新聞書評欄の筒井康隆先生の連載コラムでも『八甲田山死の彷徨』
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2010年 06月 10日 12:00未分類

合ハイは、人生である。

「合ハイ」がまた流行ってるのだという。驚いた。一時は死語になっていたのに。私らが若い頃は、普通にありましたね。合ハイ。つまり、合同ハイキング。私らの頃はもうすでに合コンが主流になっていたので、数は少なかったし、どちらかというと、合コンの「第一部」的位置づけで催されていたように思う。 合ハイは、合コ
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2010年 06月 08日 19:17未分類

嗚呼、夏の夜の、国鉄大阪駅噴水広場よ

夏が近づくと思い出す。私が若い頃、夏の夜の国鉄大阪駅中央コンコース噴水広場は、でかいキスリングザックを脇に置いて座りこむ、関西各地の大学、高校のワンゲル、山岳部員たちでいっぱいだった。彼らはそこで信州方面に向かう夜行列車を待つのであった。冗談をとばし弾けるように笑う者たちがいるかと思うと、ムッツリう
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2010年 05月 17日 22:17未分類

新婚息子夫婦と、六甲山王道コース。

今月結婚式をあげたばかりの息子夫婦と、日曜日六甲山を歩いてきた。「いちどハイキング連れて行ってくださいね」という息子の奥さんの要望にこたえて・・・と、これは表向きで、私の山行きに半ば無理やりつきあわせたというのが本当のところ。それでも、六甲最高峰にまだ登ったことがない彼女のために、芦屋川からロックガ
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2010年 05月 11日 22:21未分類

Macでカシミールを動かす。その恍惚と不安。

ゴールデンウィークにGPSロガー「Holux m-241」が届いたので、うれしそうに近所を歩き回って遊んでいる。 なんでこの機種にしたかというと、私はMacユーザーであって、この機種が他のGPSデバイスと比べてだんぜんMacとの連携がスムースだと評価されていたからだ。確かにそれは本当だった。とりわ
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2010年 05月 03日 16:27未分類

iPhoneのGPSロガーは役に立たない

「iPhoneのGPSロガーアプリは、総合的にみて、少なくとも山歩きの役には立たない」ということが、ついに判明したので書き記しておく。 私の古い山の友達であるbokemonさんがGPSロガー(専用機)を導入したというのをきいて、「いいなあ、いいなあ、俺も欲しいなあ」と思っていたのだが、いかんせん嫁
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2010年 04月 16日 12:54未分類

Cayu〜naというおかゆがなかなかうまい

「携帯食料が気になる」・・・というのは、山登りをやってるせいだけではないだろう。米ソの宇宙開発競争華やかりし頃に少年時代をおくった、ということや、子どもの頃から戦争マンガや戦争映画が好きだった、というのもきっと影響していると思う。米軍や自衛隊のレーションを通販でわざわざ買うほどのマニアではないが(ち
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2010年 02月 10日 00:37未分類

裏六甲人の悦び

ある時ある人に「裏六甲に住んでます」と言うと、「そうですか、魚が美味しいからいいですね。冬はカニですな」と言われた。一瞬何を言ってるのかわからなかったが、ああ、そうかこの人は裏六甲は日本海に面してると思ってるんだな、と気がついた。そんな阿呆な。兵庫県はそないに狭くないぞ。まるでふた昔前の西洋人が、京
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2010年 02月 06日 22:52未分類

iPhoneのコンパスは山で使えるのでしょうか?

生まれつきお調子者なので、若い頃は、新しい電化製品が出るたびに、やれウォークマンだの、やれレーザーディスクだの、8ミリビデオだの、やれホームビデオ編集機だの、せっせと買い込んで、おかげでわが家には貯金がないわけであるが、さすがに齢五十を過ぎると物欲も薄れてきた。最近は新しいモノが出たからといって、す
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2010年 01月 31日 20:00未分類

春みたいな白髪岳

昨日、丹波の白髪岳に行ってきた。最近忙しくて、この週末もどっさり家にお仕事を持って帰っていたのだけど、どうもやる気が起こらなくて、しかも、昨日朝起きるとたいへん天気が良い。ついついまた逃避山行をやってしまった。 白髪岳は丹波篠山の南部に位置し、標高700メーターそこそこの低山だが、まことにカタチの
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2010年 01月 28日 00:00未分類

映画化不可能?「孤高の人」

よく「映像化不可能とされていたあの作品がついに!」なんてうたい文句の映画の広告があるけど、あれって、なんだかなあ・・・ですよね。だって、現にこうして映画化されたんだから、「不可能」てのは言い過ぎで、「映像化が難しいと言われていた」程度のものでしょうよ。まあ、確かに昨今のVFX技術の進歩にはめざましい
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2010年 01月 23日 09:50未分類

荒畑寒村、山へ逃げる

最近、荒畑寒村の自伝(『寒村自伝』筑摩書房、1965年)を読んでいて、「へえ」と思った。明治・大正・昭和と、日本の社会主義運動のど真ん中を疾走したこの人が、よく登山をしていたというのだ。それも、どうやら現実からの逃避のための登山であったようで、そこが意外であるし、ご本人には申し訳ないけれども、ちょっ
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2010年 01月 20日 00:00未分類

LEDヘッドランプ、すごい。

こないだ一緒にテント泊をしたbokemonさんがLEDヘッドランプを持っていて、その明るさに驚愕。「これいいですよ」と薦められ、アマゾンで注文した。ジェントスというブランドの安いヘッドランプ。今日家に届いたので、早速電池を入れて点灯してみた。いやー、ほんと明るい。明るいですわ。私が買ったのは、サブラ
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2010年 01月 17日 16:32未分類

そのうち山も分煙化?

山頂にたどりついて喫む一本のタバコは、格別にうまいものだ。大昔の専売公社の名キャッチフレーズ、「今日も元気だ、煙草がうまい」とは、すなわちこういうことなんだ、と思う。ところが、ここ数年、山で心穏やかに一服のタバコを楽しむことがなかなかしづらくなった。嫌煙ムードがすっかり世の中を覆ってしまったからであ
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2010年 01月 14日 02:16未分類

この季節、「山の怖い話」をひとつ

山に登って、夜テントの中でする「怖い話」というのは、格別に怖いものである。なぜ格別に怖いかというと、きっと我々の遺伝子の中にある「原始の記憶」が甦るからだと思う。またまたいい加減なこと言って、と笑われるかもしれんが、そんな気がするのだからしかたがない。 大自然の中である。文明の痕跡はほとんどない
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2010年 01月 13日 00:27未分類

ワカンがないとアカン。

おやじギャグですまん。しかし、おやじなんだからしょうがない。文句あっか?である。 先日、我が良き古き山友bokemon氏と、広島県は比婆山へ、雪山キャンプ&ハイクへ行ってきた。「なに1月とはいえ1200メーターほどの山だ。しかもポピュラーなコースだというではないか。ならスパッツと軽アイゼンぐらい持
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2010年 01月 05日 23:20未分類

山乞食

万国の貧乏登山者よ、団結せよ。とはいえ、である。本当に貧乏な人は山登りなどできるのか?という疑問をお持ちの方もいるだろう。たしかに、山登りは手間と暇のいる遊びであって、明日の飯代にも困っているような極貧の人々には縁遠いものと思われるかもしれない。しかし、である。いかに極貧の人だって飯を食わねば死んで
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