私がそのアプリの日記で、シンプルなザックが欲しいとコメントしたら、その人が
「神田神保町のさかいやスポーツに、クライマー山野井氏がK2に無酸素単独登頂した時に使用したザックの復刻版で、無駄を一切省いたザックを売っている」
と教えてくれた。
で、先日の日曜日に、さかいやスポーツに行ってみた。
ありました!
店内には諭吉が少なくとも3枚なければ買えない高価なザックが所狭しと並んでいたが、お目当てのザックはその中に隠れるようにして展示されていた。
私は高価なザックには見向きもせず、店員さんに声をかける。
「このザック、背負ってみたいんですけど…」
すると店員さんは
「このザックはアタックザックにいいですよ」
持ってみると驚くほど軽い。
背面にはフレームはなく、クッション材が入っている。
そのクッション材を外せば、ザックを畳んで大きなザックに収納出来る。なるほどアタックザックとして最適だ。
ウェストベルトは現代のザックのような大げさなものではなく、幅2cmほどのベルトとバックルが付いているだけ。
使わなければベルトを短くして、ザックの下に垂らしておける。
そして雨蓋は今ではほとんど見られない1本締めタイプ。
GREEの友達の言う通り、まさに1980年代にタイムスリップしたかのようなシンプルなザックだ。
以前からこんなザックが欲しかったので迷わず購入した。
ただ、背面フレームがないので、荷物を全部出すとザックがふにゃっと丸まってしまう。
そこで今まで使っていたノースフェイスのザックの背面フレームを入れてみたら、ザック自体もシャキッとして背負いやすくなった。
早速、一昨日の西丹沢で背負ってみたが、特に問題もなく使いやすかった。
気に入ったぜ!😎
ところで、山野井さんて凄い人なんですね。
もうびっくりしました(^_^;)
山に復活した頃(15年ぐらい前)
ミレーの小型ザック(22ℓぐらい)を買いました。
デイパックじゃない小型ザックが欲しくて、
お茶の水あたりをウロウロしていた時に、出会いました。
小さなサイドポケット、小さな雨蓋、背当てはクッションのみ
もちろん一本締め・・カッコいい!と思うのは、昭和の人だから?
そうです!1本締めがカッコいいと思うのは、お互いに昭和の人間だからでしょうね😎
現代のザックは大変良く出来ているとは思いますが、高価で重いしウェストベルトは邪魔になるし…
こんなシンプルなザックがまだ販売されているとは、現代の奇跡のようです。
その頃 クライミングに夢中でした。中のウレタンを取って狭いチムニーにも 引っ掛からず入っていきます。
今は旦那の散歩のお供です。
私はつい最近まで山野井さんの存在を知りませんでした。
ヤマレコの日記に山野井さんの映画の話題が時々載るので、どんな人物なんだろうと調べてみたらびっくり仰天した次第です😅
私はクライミングは出来ませんが、このシンプルなザックで藪山を闊歩するつもりです。もちろん散歩にも😎
はい。驚くほど軽いザックです😊
思い出せば昔はこういうタイプのザックが、登山用具店にたくさん並んでいました。
ホントに必要なものしか付いてないので、今の人には受け入れられないかも知れません。
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