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車中泊した登山口には、キャンプ施設の他にしっかりした無人ヒュッテがあり、すでに本州ナンバーの車が3台来ていた。
時間とそれなりの体力を要する前手塩岳経由コースは16年前に単独で登ったが、今回は嫁さん同行なので、時間に余裕をみて5時半過ぎにスタート。
数度の渡渉も、流れに板が架けられているので靴を濡らすこともなく、順調にしかしゆっくり登り、林間の急登からハイマツ帯になると一気に眺望が開いて気持ちが良く、前手塩岳山頂から眺める目指す天塩岳は、丸みを帯びた穏やかな山容がなかなか良い。
一旦ハイマツの尾根を下って上り返し、9:20天塩岳山頂到着。
山頂は高曇り、やや風があって寒いほどで、下界の蒸し暑さとは対照的。
下りは新道コースを辿って15時頃、無事登山口着。
先着者の話では、前手塩岳の斜面でヒグマが食事中だったそうだが、我々は気付かなかった。
帰路の車中のニュースでは、小生も先月行った日高の山周辺で、2件連続の遭難騒ぎがあり、道外の女性4人パーテイの1名が渡渉で流されて亡くなったことを報じていた。
マスコミ報道だけで判断すべきではなく、また亡くなった方はお気の毒だが、道外から来る登山者の北海道の山に対する認識と、道内業者も含めたツアー登山ガイドには、何かと問題があるように感じる。
9時間強の行動だったが嫁さんもよく頑張って歩き、小生もストック不使用でも脚・膝に問題はなく、8月末からひと月ほど予定している道外山行に、ほぼ懸念なく出発できる感触を得たことは、楽しかった今日の山行のもうひとつの収穫だった。
登山記録
⇒ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-73005.html
umetomosanさん、こんばんは。
天塩岳お疲れ様です。
9時間の山行ができる様になれば、どこでも不安は無いですね。
月末は本州への遠征でしょうか。
ありがとうございます。
年齢を考えると、どうしても一抹の不安はありますが、無理しなければ何とかそれなりに楽しめそうだ、という状態だと思います。
ある程度の余力が残っているうちに早めに退職し、好きな事に打ち込みたいと思っていましたが、実際にそのような状態で山歩きが出来る今は、嬉しく幸せです。
本州遠征(と言ったほどのことではないですが)も楽しみです。
MATSUさんの緻密な内容の投稿やコメント、いつも参考になります。
こんばんは。
本当に、MATSUさんのおっしゃる通りです。
膝はほぼ完治でしょうね
私も昨年一年間は膝の故障で、だいぶ悩みました。
病院に行っても治らず、針灸とカイロに通いました。
そのおかげか、今年は一度も痛みません。
冷房で冷えるとちょっと...ですね
citrusさんも膝で苦労されたんですか。
citrusさんの場合は、ハードな山行が多いようですから、傷める場面も多くなる、ということだと思いますが、回復されて何よりです、良かったですね。
ランニングや登山などで痛めた膝は、痛み止め以外には、回復の特効薬もなく、基本的にはただひたすら時間をかけたリハビリしかないですから、その間のつらさに如何に耐えるか、ということが今回の経験で判りました。
小生も、痛みが消えたあと、動きたい気持ちを抑えて地味なリハビリを続けましたが、我慢をして今は良かったと思っています。
コメントありがとうございました。
札幌から天塩は車で4〜5時間でしょうか、そして車中泊で9時間の行程を踏破! 帰りも運転でしょうから結構お疲れになったのでは?
それでも脚・膝に問題なしとのことですから、これからどんどん山行が楽しめそうですね。 ただ、熊にはご注意を!
当地三田は8時55分現在気温33℃で、今日も猛暑日になるようです。
では、又。
風邪からは回復されましたか?
それにしても朝9時前に33度とは、きついですね。
札幌も今日は夏日の予報で、クーラーのない室内はやや蒸し暑いですが、そちらに比べたら問題ではないですね。
熊の件は、小生、これまでそれなりに羆の生息地を結構歩いて、近くにいる雰囲気を感じたことは何度もありますが、実際に遭ったことはかなり昔に親子連れに逢った1回だけです。
当然、熊鈴を付けたり、状況を見てホイッスルを慣らしたり、熊よけスプレーを持参したりと、それなりの対応をしてきた結果だと思っています。
今回は久し振りに身近に熊がいたようですが、今後も注意は怠りなくするつもりです。
「命あってのものだね」ですから。
暑さの折、ランニングにもご注意下さい。
コメントありがとうございました。
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