北海道室蘭のイタンキ浜に、歩くと、砂の成分の石英がこすれて「キュ、キュ」と、微かに涼やかな音が聞こえる「鳴き砂」がある。
砂が汚れていないことが鳴き砂の成立条件で、タールなどで砂が汚れると音がしなくなり、海洋環境などの変化(悪化)が判るようだ。
札幌はここ数日、一日の最高気温でもマイナス8℃、といった真冬日が続いているが、このような大変冷え込んだ時、特に静かな朝などに雪を踏んで歩くと、「鳴き砂」と同じような、いわば「鳴き雪」の小気味良い音が聞ける。
小生、寒さにはからきし弱くて、冬山はパス、の情けない北海道人だが、文字どおり凍りつくような冷気の中を、顔を強張らせながら雪の鳴き声を聞きながら歩くのは、結構、気持ち良くて好きだ。
今夜は、東京勤務時代の同僚たちとの少し遅い新年会。鳴き雪の声を聞きながら帰宅、ということになるかもしれない。
umetomosan さん今晩は。
鳴き砂ですか、昔は大阪近郊でもあったんですよ。
今は砂浜すらほとんど無くなったので、砂浜を歩く感覚さえ忘れています。
ところで、そちらは今日から雪まつりでしょ?人ごみの多い所じゃなく砂浜を歩いて帰れるなんて良いですね…
コメントありがとうございます。
鳴き砂は大阪近郊にもあったとのこと、恐らく昔はあちこちの海岸にもあったんでしょうね。
北海道でも、自然の姿の海岸、砂浜は本当に少なくなって、子供の頃、砂浜を歩くのが好きだったので、寂しい思いをしています。
昨日から「さっぽろ雪まつり」始まりました。
61回目だそうです。
あとで日記投稿しようと思っています。
こんばんは、silverstarです。
鳴き雪の声を聞きながら帰宅された頃でしょうか?
札幌にいた頃、家族旅行でチキウ岬を訪ねたことがあり、イタンキ浜の鳴き砂のことを聞きましたが、行かずじまいでした。
umetomosanの日記を拝見する度、札幌時代が懐かしく思い出されます。これからもどんどん日記を投稿してください。
では、又。
昨夜は、25年も前に東京で一緒に仕事をした10人ほどの仲間達との飲み会でした。
今では全員当時の職場を離れて、相応の年齢になり、ただ懐かしい話に興じる集まりになって、皆が「この集まりが一番」、という会になりました。
当然、その後メンバーは大きな病気を経験したり、故人になった仲間もいたり、それぞれの年月を重ねて来たわけですが、
それはそれとして、昨夜は大いに笑って愉快な時間を過ごして、幸せな気持ちで鳴き雪を聞きながら帰宅しました。
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