入院と携帯メール(2010･2･17)

長年の山友達が入院してパソコンメールや携帯通話が出来なくなり、彼との連絡手段が無くなって、携帯メールを使い始めた。

これまで携帯電話のメールをほとんど使わなかったのは、要するに、使い慣れたパソコンメールに比べて携帯メールは、変換機能も含めて文字の打ち込みが面倒だったから。

結果、慣れるに従って文字打ち込みのストレスも少なくなり、何よりも、情報量は少なくてもタイムリーに連絡できることの良さを認識した。

入院している人に連絡が必要なことは、普通、それほどあるわけではないが、度々見舞いに行くことも出来ないので、出来る限り毎日メールを送っている。

その都度、彼からも返信があるが、こんなことでも、苦しい状況に置かれている彼の気持ちが少しでも紛れることを願っている。

自分がかつて長期入院した時、世の中から隔絶された気分に落ち込んだことは、長い時間が経った今も忘れられない。