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16人の内、殆どの方が70歳を越えていらっしゃいます、
私はババのお誘いて初参加。
携帯電話不携帯の方が多く、待ち合わせからバタバタとしましたが無事バスは新宿をスタートし、沼山峠へむかいました。
ここから登るのが長蔵小屋への一番の近道だそうです。
普通に歩けば1時間程度なのでしょうが、92歳のババに不整脈のあるAさん。
3時間で小屋にたどり着けました。
道々伺った話では、昭和24年、学生だったoさんとAさんは長蔵小屋でアルバイトをしていて知り合った仲。
小屋のランプを磨いたり、部屋の掃除をしたりしながら、小屋のご主人だった長英さんに随分とお世話になったそう。今回はお二人も高齢になったため、行ける内にお墓参りをすることも目的だということです。
木道のない時代、尾瀬が整備される前の貴重なお話しを伺い、自然にも人にも歴史かあってその歴史を踏まえて歩くことで、より一層山を歩く楽しみに浸る事ができました。
到着が遅れた私たちを心配して大江湿原まで迎えに来て下さった奥さま、夕食も遅れ、お風呂も時間外にも関わらず気持ちよく支度をしてくださったスタッフの皆さんには感謝の気持ちで一杯です。
翌日は尾瀬沼一周グループとお墓参りグループに別れ、私は前者のコースへ参加。雨のスタートでしたがしっとりとした静かな尾瀬を満喫。
途中の木道は滑りやすく、3人か4人転んでいましたが、さすが慣れたもの、怪我をした方はいませんでした。
沼尻休憩所からの眺めは幻想的ですね。身体の芯のある硬いものがほろほろと崩れていくようなゆったりとした気分になりました。
その頃には雨もすっかり上がり、3時間で一周することができました。
雲の上にポカッと浮かぶ燧ヶ岳に「今度は、そちらへおじゃましますからね」
と手を振って、尾瀬に別れを告げました。
今日はババの家へお元気か見に行って来ました。
腰か痛いと言っていましたが、いつもの座椅子に腰掛け、珈琲を入れてくれました。
ババのお陰で尾瀬に行くことができ、感謝です。
人のつながり、山あってのつながり、人生って素敵だな…
なめくじ隊の皆さん、長蔵小屋の皆さんありがとうございました、
いつかまた…
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