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伊豆ヶ岳から子の権現という初めてのコースへでかけました。人気のコースも平日ということで電車を降りたのは3人。
馬頭観音まではなんとなく姿が見えていましたが、正丸峠を避けた私は「あらっ…」気づけば一人ぼっち。
「マジで?」使ってみる。
沢を離れて右手の急斜面を登るコースの予定。「コース?」「ここ、コース?」斜面をひたすら登る…とガイドブックにあったので、登る、登る、しかし、踏み跡はないし、ふかふかした感触だし、木はたくさん倒れているし…「違うかも…戻る?」自問自答。下を見る。「マジか?!」言ってみる。降りたくない!急だもの
行け!登れ!と天の声。
見える青空に向かって登る。「やったー!」もちろん頂上ではなく、尾根。「ふー」
(コースから逸れていたことを後で知りました…反省)
ここからなんとか正しいコースに修正し、女坂までたどりつきました。
誰にも逢いません。「マジか」とつぶやく…その時、ひとつの看板が目に入りました。《ここを通ると伊豆ヶ岳に着きます》なんて優しい看板でしょう。しかも看板の上には人の通った証の石。
嬉しかった!看板に「ありがとう!行くね」と声をかけ、私も小石を1つ乗せ、登り始めました。
伊豆ヶ岳でご夫婦に逢ったきり、子の権現の手前まで、全く人には会わなかったのですが、武甲山の採掘の音があるせいか、怖いとは思わず、変化のある山を楽しみました。
さて、もう、子の権現という最後の小ピークを下り、ふと谷側に目を向けると大きな岩が…「えっ!!!!」岩の影に獣???
「まっ、マジかっ…」熊にしか見えません!岩の影にじっと丸まって顔を隠しているような…背中を丸めて…
じっと見ている余裕はありませんので、確かに熊とは断言できませんが、立ち去らなくてはいけません。バックに着けてあった熊鈴をさりげなく外し、手に持つと少しずつ音を大きくして存在をアピール。走らず、普通に…もう、大丈夫かな…ドキドキ
白い手のオブジェが見えるベンチに腰を下ろし、胸をなで下ろしました。
あんなに人がいなかったのに何故かここに3人の男性がパラパラ集まってきまして、皆さんに説明する私。
何故か誰も鈴を持っていませんでした。
「マジ?」
これは、山でのみ使う言葉に定着しそうです。
皆さんくれぐれも気をつけて下さい!
(H27.5.22)
mieppさま
今回は”ヒヤッ!”が続いてしまいましたね。一つ目は”コース間違い”。で、2つ目は”謎の熊!?”
私も1つ目の”ヒヤッ!”はしょっちゅう経験しますが(←ダメですね、しっかり地図を確認しましょう!)2つ目は幸いなことに今まで一度もありませんでした。
でも実は一度だけ”ヒヤッ!”を通り越して”ギャ~ッ!”の経験がありました。東京の郊外の青梅丘陵をハイキングしていた時のことなのですが、登山道を直角に曲がった途端、すぐ目の前に黒い大きな動物が、デ〜ン!と。一瞬にして全身鳥肌です。怖くて声も出ず、体も動けず…。
で、よ〜く見つめると体毛が土で汚れて黒っぽくなっただけの”カモシカ”でした。
お互いこれからも山では”マジ?”を使わなくていいような心穏やかな登山を続けていきたいですね!
àochanman777さん こんばんは!
山行記録ならぬ、相変わらずの《山行記憶》にお立寄り頂き、ありがとうございます(^-^)
何となく、自分たち人間が世の中の主みたいな顔をしていますが、実は自然界では違
うんですよね。
私の後からきた男性は、猿の大群に逢って
前に進めなかったとおっしゃっていました。
謙虚な気持ちで山に向いたいものです。
「マジで?!」は自分を奮い立たせたり、力を抜くのに便利な言葉だなぁ…って思いました。しかし!安全山行第一ですので、
次回はないことを願います。
山行記憶!まだまだ続きます!乞うご期待\(^o^)/
こんにちは。
まずは無事で何よりですね。
たぶん、その道迷い、私も去年同じところで経験しました( ̄▽ ̄;)
登山始めて間もなく怖いもの知らず、もあり。同じく マジ?! と心で呟きながら登ったのですが…
その後の道もこんな感じかと想像してその場で下山しました(笑)
いつかはリベンジしたいと思ってます(笑)
hokto7さん こんばんは!
あそこを途中まででも登った方がいて、嬉しいです。凄いですよね。
「これ、一般的な大人の女性はしないな…多分…」と登りながら思いました。
もう一度あの場所に行って、どこをどう間
違えたのか確認したい衝動にかられています。リベンジ!ですね。
コメントありがとうございます。
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