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防寒対策を万全にして6時ちょっと前にホテルの駐車場においた自分の車に来てみたら,雪も積もっていないのに真っ白に凍りついている。
あとでフロントの女性から今朝の鶴居村はマイナス14℃だったと聞いた。
フロントガラスもカッチカチに凍りついていて、エンジンをかけてデフロスターかけたくらいじゃいつまで待っても埒があかなさそうなので釧路のホームセンターで買っておいた伸縮式スノーブラシのヘラ部分でガシガシこすって氷を落としたらようやく前が見えるようになり、6:05ようやく出発することが出来た。
10分弱で丹頂の聖地「音羽橋」に到着。
既に15人くらいが橋の欄干にズラッと並んで三脚を拡げて大砲みたいなレンズを700〜800mほど先のタンチョウの寝グラに向けている。
自分も三脚を拡げて、その列に並ぶ。
500mmだと百羽以上いるタンチョウの1羽1羽がほんの豆粒くらいの大きさにしか見えない。
で、秘密兵器クールピクスP1000の登場。
なんたって土星の環まで撮れるという光学3000mm (デジタル12000mm)だから、500mmでは豆粒くらいにしか見えなかったタンチョウが画面に10羽程度までアップで撮れる。
当日の鶴居村の日出時刻は6:41だが、実際に音羽橋で太陽が顔を出したのは6:55頃。
気の早いタンチョウは日出前頃から飛び立ち、次から次に音羽橋の方に飛んでくる。
一昨日「伊藤タンチョウサンクチュアリー」で自分の10m程上空を飛んで行った番の「晴天飛翔」は感動したけど、ここのはブルーインパルスの編隊みたいなのが、自分と数メートルの近さで群ごと間近を横切っていくから凄い迫力だった。
このことをホテルに帰ってからフロントの女性に話したら、「それは運が良かったんだわ。いつも音羽橋の真上を飛ぶわけじゃないから」と言われた。
今回の撮影でD500の凄さが分かった!
並大抵の一眼レフじゃなかった。
あんなに早く翼を羽ばたかせて高速で飛んでくる丹頂を、こっちも500mmの超望遠レンズを振り回しているのにキッチリ捉えることが出来たのだから。
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