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今回の日程、10日目は青森から自宅への長距離移動だけなので、実質的には9日目が北海道最終日になります。
初日『長いようでおそらくあっという間の北海道生活が始まります』と書き記した日記から始まった今回の北海道遠征。
終わってみれば…(てかこれ書いてる時点ではまだフェリーの中なので終わってはいないのですが)
案の定あっという間でしたなぁw
旅の総括はまた後日別の日記に書きますが、遠征記としては今回の日記が最終回です。
9日目は前日に行きそびれた、苫小牧にある『マルトマ食堂』からスタートしました。
ここは以前、所沢のベルーナドームに野球観戦に行った際、たまたま後ろの席に座っていた北海道出身の女の子に
『北海道行くならぜひ行ってみてください!』と、おススメされたお店でした。
正直今回の計画の中で苫小牧はルート上になく『寄る』というよりは『わざわざ行く』目的地だったんですよね。
ですから、スルーすることは可能、というかむしろスルーするほうが自然でした。
ただ、おそらくもう二度と会うことはないであろう
あるいは会ったとしてもお互い気づくこともないだろう相手からの、まさしく一期一会が生んだ縁。
無下にするのは忍びなく、一度はお盆休みと重なって行くのを諦めたものの
2日間に渡って無理やり予定変更を繰り返し何とか辿り着きました。
当然ここでまさかの再会!?とか、これまでに味わったことのない極上の品が!とかベタな展開は起こりませんw
むしろ敢えてここに書くほどでもないちょっとしたトラブルがあり、どちらかというとほろ苦い思い出になりましたね。
まぁ現実はそんなに甘いもんじゃないってことです。
今回の旅は、真っ白なキャンバスの上にほんの少しのシミが残るような、そんな出来事が多すぎるナァww
しかし、昨日も同じようなことを書きましたが
どこにでもある『ありきたりな美しい風景画』よりも、どこか汚れてたりかすれてたり、ちょっと歪だったり
それを敢えて『特別』と捉えるのであれば、たとえそれがネガティブなことであっても、正真正銘唯一無二の個性です。
要は自分自身の捉え方次第でプラスにもマイナスにも如何様にも自由ということ。
故に、多少苦い思い出の方が無色透明のソレよりも記憶により鮮明に残ってラッキーだと思えばよろしい。
『印象に残らない美しい風景画』より『一度見たら二度と忘れない大胆な落書き』をこそ大事にせよってことですね。
例えは悪いかもしれませんけどww
今回の北海道遠征は、どのエピソードも一貫して皆こんな感じです。
そういう意味では、ひとつ新たな価値観を得た旅だったのかもしれません。
あ、何か総括っぽいことしちまったww
さて話が戻りますがマルトマ食堂、並んで飯食って店出るまでに実は3時間かかってるんですよww
しかも八割方立ちっぱなし。
ここでのタイムロスと体力消耗によって、結果的に函館山の夜景を断念することになりました。
当たり前ですが夜景の時間帯の函館山、メチャクチャ混雑するらしいんですよね、ロープウェイ1時間待ちとか。
立ちっぱなしで待つのもキツけりゃ、その結果睡眠時間削られるのもキツい。
フェリーの時間は絶対に動かせない以上、削られた分の時間は自分の体力で賄うしかないわけです。
てか冷静に考えたら9日間動きっぱなしなんですよ。
途中どこかで腰を据えてゆっくり休むとか、そういうの一切なくほぼ毎日フル移動、登山、野球観戦。
もう若くないんですから、そらいい加減しんどくもなりますワw
どこが痛いとか明確に何か体調がおかしいとかないんですけど(強いて言えば応援しすぎたので喉痛くて声出ませんが)
全体的にこうフワッとしんどい、さすがにギリギリのライン上にいるなぁと感じたので、無理はやめました。
まだ最終日の長距離移動(11時間)が控えてますので。
あと、全部やり切っちゃったら訪れる口実がなくなっちゃいますからね、次回の宿題としましょうか。
どのみち北海道にある百名山はあと4座残してますし、十勝岳のバッジ買いに行かなきゃいけないしねw
てなわけで北海道最後の夜は函館山の夜景の代わりに、函館の赤レンガ倉庫内にある『函館ビヤホール』へ。
北海道での最後の食事は蝦夷鹿とジンギスカンというちょっと癖のあるメニューを
函館の地ビールで流し込むという最高の贅沢で締めくくらせていただきました。
そして私は今、本州に向かうフェリーの上にいます。
ちょうど北海道の方から朝日が顔を出し始め、水平線はマゼンタに染まり、空はブルーの淡く美しいコントラスト。
海はただただ穏やかで、それは私自身の心を表しているようでもあり。
今日という日が始まろうとするワクワクと、旅の終わりを迎えようとしている寂しさが共存する不思議な空間。
終わってしまうんだなぁ…と、現実を改めて噛みしめています。
さてさて、長らくお付き合いいただいた北海道遠征記。
これにて終了とさせていただきます、最後まで読んでいただきありがとうございました。
あとは青森からの長距離運転、妻と運転交代しながら安全に自宅まで帰ります。帰るまでが遠足ですからねw
それはそれとして、明日から仕事か…
行きたくねぇなぁwww
本日の支出
外食:20,409円(マルトマ・四季海鮮・函館ビアホール)
入浴:1,000円
土産:14,825円(会社関連他)
観光:2,400円(五稜郭タワー)
雑費:960円(駐車場代)
合計:39,594円
山行もですが、オールオッケーという方が怖いという感覚があります
多分日光東照宮もそんなところから逆さ龍があるのでしょうし、何故か思い出は失敗や手痛い事ほど鮮明に蘇ります
あっきーさんもおそらく、そんな心境なのかな、と想像します
ラスト、家までどうぞご無事で
旅の安全を祈ります
コメントありがとうございます(*'▽')
昨晩無事帰宅して、泥のように眠ってつい先ほど起きました!
十分やったと思います、さすがに疲れたわw
そうですね、勝って兜の緒を締めよではないですが、順調に行きすぎている時ほど疑えと
おそらく先人のそういった知恵でしょうね。
今回の場合は割りとちょいちょい変な思い出が差し込まれてくるのでw
無理やりポジティブに捉えようとしている結果ではありますが、自分が楽しかったと思えばそれまでですし、全体で考えれば些末な問題ばかりなので。
そうそう、そういえば見事に筋肉増えて体重減りましたよw
あれだけ毎日暴食したのになぁ、その分歩いたからかな?
それも含めて良い旅でした♪
旅にトラブルはつきもの
イヤなこと、苦労したことがあってこその想い出ってもんです
とにかく、事故せぬように!
お二人の北の大地のロマン、楽しませていただきました
コメントありがとうございます(*'▽')
トラブルもネガティブも、切り替えて楽しんでこそって感じですね♪
北海道は遠いし、人生でそう何度も行ける場所じゃないから、出来る限り失敗したくない取りこぼしたくないと思いながら行きましたけど
まぁまた行けばいいだけじゃん、二度と行けなくなるわけじゃないしと切り替えましたw
青森からの長距離ドライブ、なかなか疲れましたが無事帰宅しました!
ありがとうございます。
junbaderさんも青森行かれるならお気をつけて!
どのルートから行ってもひたすら長いですからww
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