野鳥観察日記2020.3.15

　先日、野鳥観察がてらに、いつもの散歩コースを歩いた。このコースの途中に小川があって、そこで何度かカワセミを見かけたことがある。写真に撮りたいと思いカメラを持参するが、ラッキーなことに見かけることがあっても、うまい具合に撮れたことがない。この日も撮れるかどうかわからないので、重たい一眼レフはやめてコンパクトカメラを持参した。

　この日は、風が少しあるものの晴れていて、散歩の出だしから野鳥の声がたくさん聞こえてくる。なんとなく、たくさんの野鳥に出会えそうな都合いい予感が・・・

　しかし、残念ながら小川にはカワセミはいなかった。最近、近くでも見かけないから、どっかに移住しちゃったのかな？

　でも、小川近くで野鳥を見かけたので、すぐさまカメラを構えた。コンパクトカメラは一眼レフカメラと違って動く対象を捉えにくい。とくに望遠にすると、ちょっと角度がズレただけでも的外れな写真しか撮れない。だから、連射モードにして、一か八かで撮ることにした。

　その甲斐あって、珍しい野鳥ではないもののホオジロとメジロが撮れた。偶然とはいえ何かしら撮れると、うれしい。このあとも期待一杯にして散歩を続けた。

　すぐに別の野鳥の群れが現れた。さっきと同じように連射モードでカメラを向ける。カシャ、カシャ、カシャ・・・と連射モードの連続シャッター音が聞こえるはずだったが、何か変だ。
　　　液晶表示画面を見ると、「メモリーが足りません」のメッセージが・・・

　以前撮った写真がメモリ容量をほぼ食い尽くしており、残量が十数枚分しかなかったようだ。

　確認してから散歩しろよ！ と腹立たしい気持ちになった。残りの散歩コースで聞こえてくる野鳥の声をうらめしく思いながら家路に向かった。

　でも、これからもいろいろな野鳥を撮ってみたいと思います。