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通常は傷むところではありませんが、リビングの上に付けられたはめ殺し(固定)のアルミサッシ窓が付いていて、そのサッシ枠の下側に換気用?のカバーが付けられているがこれが経年劣化で傷んで穴が開いていました。このため、台風のような強風の雨の時に雨が吹き込んで、リビングの鴨居に水がしみ出して来ていましたが同時にそれが庇の所にも漏れこんでいたようです。
業者に頼んでも雨漏りの原因がわからず長い間そのままでしたが、たまたま脚立に登ってアルミサッシの枠を良く見て漸く気が付きました。シーリング材で穴を埋めてそれ以降は雨漏りは無くなりました。
庇のベニヤの板が腐食劣化して傷んでいるようなので、これを交換すれば良いのではと考えて、DIYで修理することにしました。
雨漏りは止まっているので、劣化したベニヤ板を取らなくても良いのではと考えて、劣化を隠すようにベニヤ板を張ることにしました。しかし作業を進めると、ベニヤ板を留めている外側の枠板の一部も腐っている所がありました。
私の技術では、ベニヤを留めるための周りの枠板を交換することはできません。腐食した木材の修理ができる資材がないかネットで調べると 木工パテ なるものが有り、腐食部分も小さいのでこれを使って修理できるのではと考えました。
べニア板とべニア板を留めるコーナ材を購入してきて、作業を始めましたがべニア板のサイズが大きすぎて入りません。サイズを計測するとき丁度良い寸法に測定したつもりが、天上を見ながら測定したので誤差が出てしまったようです。仕方がないのでカンナを取り出して削りましたがかなりの余分な作業になりました。コーナー材で留めるなら隙間があっても良いので1〜2mm程縦横とも小さくしておけば良かったと思考不足を悔みました。
枠板の一部の腐った所は、傷んだ所を取り除いてパテ材を塗り込んで形を整えました。
準備が出来たので、まずは妻にベニヤ板を支えてもらいながら仮止めをしたあと、コーナー材でベニヤ板の固定取り付けが完了しました。しかし取付が終わった所で妻から塗装はどうするのと聞かれてしまいました。後で塗れば良いと答えたものの、天上に取り付けた後に塗るのは大変でした。歳をとると目先の事に考えが集中してしまい、全体の流れを考える余裕がなくなってしまいます。
ベニヤ板を張り終えた後に、使い残してあった白目の塗料を使って苦労しながら塗装を終えて補修作業が完了しました(写真 中)。
枠板の真ん中あたりの腐った部分は木材補修パテで補修しましたが、枠板の色に合う塗料がないので取り合えずそのままです(写真 右)。
それにしてもすごいスキル
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