![]() |
(すいません。考えながら書いたので長いです。気になる方だけお読みください。)
まず意識があるケース
手元にスマホがあり(今後はザックにいれず身につけておきます)&通信圏内なら
◯警察に電話、この時点でGPS情報が届き、位置特定
◯通信圏外でも私はiPhone14なので衛星電話が可能な場所であればテキスト通信などで助けを求められます。うまく短い時間に情報が伝えられる使い方をよく勉強しておきます。
問題はいろいろな問題で通信できなく、他力に依存する場合です。
◯捜索のベースになる登山計画書はコンパス提出してます。
その登山ルートに沿っての捜索がはじまるでしょう。
見つけるのに大事な服装やザックの色などは計画書に詳しく書いておいたほうがよさそうです。
◯ヤマレコアプリを使っているので「いまココ」の情報(経時的なGPS情報)を家族や友人がわかるようになっていれば警察に提供してくれて捜索範囲を特定しやすくなります。登山計画書に認証コードを書いておくのもいいかもしれません。なにか会った際に家族などを介さず、WEBから閲覧&監視してもらうことが可能になりますから。
ただスマホの通信範囲内でしかGPS情報は発信されません。また機内モードが使えないのでバッテリーの消耗も大きいです。
◯YAMAPアプリを使ってるなら、「みまもり機能」を設定しておけば、設定された先の方へ現在位置(GPS情報)が届くので警察への提供が可能です。限定された方のみというのが少しネックですが「みまもり機能」が無効でもYAMAPサーバーには通知されます。YAMAPアプリ(ユーザーIDも)を使っていることを計画書に明記しておくとよいかと。
こちらもGPS情報なので通信圏内での発信のみになりますが、面白い機能がついています。「みまもり機能」が有効なら「こんにちは通信」といってbluetoothで活動中にすれちがったYAMAPユーザーのスマホと自動的に最新情報の交換を行い、そのユーザーが通信圏内にいけば私のGPS情報も発信されるようです。登山者の多い有名な山なら便利ですね。ただ「iPhone端末の仕様により、iPhone同士がスリープ状態のときは通信をすることができません。」とも書かれてました。bluetoothの通信範囲は最大10mくらいというので登山道から多少落ちたあたりで動けなくなっていても偶然通りがかったユーザーを介してGPS情報が関係先に届く可能性もありますね。情報がいくつもリレーして届くのかも気になります。
◯最後はココヘリが発信する特殊なbluetooth信号による発見です。最大通信距離が最大16kmあるそうで登山ルートにそって捜索だとかなり見つかりそうな気がします。山梨県警は台数はわかりませんが捜索システム導入済とあり、よく登りに行く長野県は試験導入中になっていました。またココヘリ社は他の会社に依頼して捜索されるとのことです。ただこの通信は水や雪などでは通信がかなり阻害されるようです。
なおココヘリのGPSつきの発信機はたぶんヤマレコの「いまココ」と同様の機能かと思います。
こうやって発見される可能性をならべていくと
1.登山計画書が一番大きなキーですね。
◯必ずだして、変更しない。また変更しそうな場合は書き添えておく。
◯可能性の高まる情報はできるだけそえておく。
・服装などの外見
・いまココのID
・YAMAPの見守り機能のURL?
2.ヤマレコに加えて、YAMAPアプリの稼働
◯機内モード使用しない
◯bluetooth ON
◯容量の大きなバッテリーの携帯(あるいは2つに分けて)
3.スマホの保護(雨や落下防止など)&身につけておく
4.事前学習
◯衛星電話の使い方、情報の伝え方、通信しやすい環境
◯山でのdocomo通信可能エリアの確認(有名な山)
◯アプリの道はずれ警告や目的地までの時間表示など有効な機能を学習しておく
道に迷って大幅なルート逸脱をしなければこれでうまく見つかりそうな気がします。
なので最後の砦のココヘリが必要かどうかはいま考え中です。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する